技術書典6の部数振り返りと7に向けて

こんばんは!技術書典に向けて全然原稿が仕上がってこないあおいです!ゲフー

さてそろそろ早割〆切とかで部数どうするか迷いますよね

参考までに私の前回の被チェック数と当日どうだったかというお話をしたいと思います

前回の感想ブログはこちらを参考にしてください

blux.hatenablog.com

技術書典6振り返り

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被チェック数と日付のグラフです。

一番最後の4/14は当日なんですが、当日の伸びすごいですよね。

この時私は物理本300冊、DLカード100枚刷って行ったのですが、

確か14時くらいに物理本が終わり、16時くらいにはダウンロードカードがなくなりました。

在庫抱えなくていいのはいいのですが、わざわざ足を運んでくださった方に「すいませんありません」というのはかなり心苦しかったですね...

技術書典7でどうするか

今回既刊新刊両方出すのですが被チェック数は1つしかカウントできないので余計悩みますよね。

Kubernetes島にいるのでKubernetes本を多めに刷っていくかなー...

転職してから1ヶ月経ちました

転職してから一ヶ月経ちました!!

と書き始めてから2週間くらい経ちました。昨日のサマソニで燃え尽きています。

転職したての気持ちを忘れたくなくて、ブログ書いてます。

転職してどうか 

いやー毎日面白いことたくさんだしみなさん優秀だし新人の方よりも自分はできないんじゃないかってくらいなので自信が地にめり込み一ヶ月経ってマントルに到達しそうな勢いですねー!!!!ゲボォ(自信無くして吐いてる様子)

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私の自尊心

それでもやっぱり優秀な人がたくさん周りにいる状況はめちゃくちゃありがたいですし、自分が頑張ればなんとかなるとわかっている世界は楽しいしやりがいがあります。

あと皆さんオンラインでめちゃくちゃ反応くれるし、中途に対して手厚いケア(前職の新人時代よりも気にかけてもらえる)があってありがたいです。

今年から始まった開発者向け研修は、社内の強強な人がかわるがわるGoやgRPCやKubernetesやCI/CDや色々教えてくれるという大変ありがたいもので、涙が出ます。

会議が少ない、時間内に終わる、そもそもある程度議題や情報共有してから臨む、というところも仕事がしやすいです。

分報で人が今なんの仕事をしているか、つまったら誰かが(あって話したことない人でも)教えてくれる、というのもいいなと思います。

リモートが当たり前で、リモートの人と働いていてストレスを感じにくい設備投資されているのもいいですね。

何より一番いいなと思ったのは、みんなで振り返ってどうしたらいいかを考える文化ですね。しかも、対策がその後の開発活動にどう影響するかを考慮し、ちゃんと品質やコストを天秤にかけて考えるところです。

さて、私があげたことなんて、どの組織でも普通じゃん!いいところでも何でもなくない?と思われるかもしれません。

けれどそれができていない会社も世の中には存在するんですよね…(空を見上げながら)

これから

自信なくてゲロゲロになりながら毎日頑張っていますが、実は先日ちょっと褒められまして、技術力以外にも仕事っていうのは人と人の関係で成り立っているのだなと改めて気づかされました。

自分には足りない技術力を補いつつ、常に謙虚で、向上心を持ち、感謝の心を忘れず人と接しながら仕事していきたいと思います。

KubernetesのLTとかできるようになりたいなーと。

当面は技術書典の原稿との戦いですね(ゲボォ

転職しましたブログ

転職しましたブログです!! 転職した時の気持ちを忘れないように、記しておこうと思います。

転職した理由

前の会社の考え方があわなかったです。 音楽性の違いってやつですね。

会社の概略

ザ・日本のメーカー、です。

「これからSWやっていくぜ!!」と聞いてソフトウェアエンジニアとして入社しました。

自社ソフトウェア・サービスを作っている部門に配属されました。

前の会社のいいところ

私とは音楽性があわなかっただけで、とてもいい会社でした。

  • やりたいと言ったことは結構自由になんでもやらせてもらえる
  • 新卒未経験入社でもしっかり育成してくれる
  • 平均給料が高い
  • 有休が取得しやすい
  • 男性も育休を取りまくっている
  • 毎年利益を増やしていってる
  • 当分潰れなさそう(事業形態として残り続ける)
  • 勉強しなくても仕事ができるしお金がたくさんもらえる
  • 福利厚生が充実している(社宅があるとか)

新人の頃は(新人に任せられる仕事がなく社内ニートだったこともあり)定時に帰宅し、 漫画を描いていた経験が今に生きています。

また、最近でもわりかし残業時間が少なく勉強する時間やライブに行く時間を作ることができて この会社のおかげで成長できた部分もあり、とても感謝しています。

いくつかの音楽性の違い

同じような人が働いている

多様性が少ない、というのでしょうか。 私が働いているソフトウェアの部は100人くらいいますが、大多数が40〜50代男性。 最近新人は年に一人しか入らない一方で若手が年に何人かやめていくので、20代は1割いるのかどうか? 女性に至っては私含めて3人しかいません。

年齢性別共に圧倒的マイノリティでいる中で、段々と会社で「あれ?」と思うことが増え、居心地が悪くなっていきました。

もっというと、この人たちと一緒に、課題を解決していこうと思うことができないと思い、転職を決めました。

こう、課題解決の考え方(音楽性)があわなかったんですよね。残業でカバーとか、勉強はしない、とか...

あとやっぱこんだけ人間がいて女の人が全然いないって、単純に、心理的に苦しいんですよね...

100人近く異性が働く職場で、1週間同性と話さないのが普通、っていう生活が、時としてしんどかったです。

ただでさえマイノリティなのに、どんどん若手が辞めていき、どんどん苦しくなっていく。

辞める人が多くても、中途採用で入る人が増えれば良いのでは、と思い部長に聞いてみたこともあります。

部長は「それでも働き蟻の理論で一部の人しか働かないから、新しい人が入ってきたとしても今とあまりかわらないよ」と。

ああ〜〜〜〜音楽性の違い〜〜〜〜〜〜〜バンド脱退します〜〜〜〜〜〜〜〜!!

何回も書いていますが、私がこの会社の同属の人たちがもつ共通した考え方があわなかったというだけで、良いか悪いかという話ではありません。

私が大多数の側の人と同じような考え方をもっていたらもっと長く働けたと思いますし、本当に音楽性の違いなだけだよなあと思いました。

それにしても、いつ自分が「マジョリティ側として知らずにマイノリティを締め出してしまうか」と考えると怖いですね。

私はたまたまマイノリティの立場だったから気づけただけで、ずっとマジョリティの立場であったなら、気づかずに生きていたと思います。

けど生物の進化がそうであるように、同じような遺伝子しか存在しないのであれば、その種は何かあったときに生き残れない。

忘れないでいたいです。

その他

色々あげますがすべて音楽性の違いなだけで、会社としては素晴らしく良い会社なのであっている人にはあっていると思います。 私の考え方とあわなかったな〜というだけです。

  • あまりSWエンジニアが大事にされていないように感じた

    • 実装作業はとにかく単価が安いほうが良い。エンジニアはコストという考え方がある
    • そのため社員はほとんどコードを書いていない。
    • 会社のPCスペックは...お察しください...(新人の時のを使い続けていました)
  • ◯◯エンジニア、が部署異動によってころころ変わる

    • フロントエンド、バックエンド、インフラ、iOS、アンドロイド、色々なエンジニアがいると思いますが、異動によってころころ変わるのでキャリアパスをうまく描けませんでした。異動も希望とは関係なく発生します。
  • 単純にチャレンジしたかった

    • 新しい環境、新しい仕事でチャレンジしてみたかった!というのもあります。単なる好奇心

ただ、部署によってマシンは好きなの選べたり書籍を買ってもらえたり含めて全然雰囲気が違うので、他の部署に行けばもしかして辞めずにいたかもしれません。

ではなぜ他の部署に行かなかったのか?という理由は以下の通りです。

  • 社内の公募制度はある一定の役職以上しか応募できないポストが多く、私はその役職に達していなかった
  • 公募以外のやり方を模索して頑張るよりも転職の方が簡単そうだった

もっと黒い話は直接飲んだ時にでも!!と言いたいところではありますが、結構既に忘れてしまっている...(このブログは辞めることを決めた直後に書き出しました)

今後どうするのか

インフラをやっていきたいと思ったので、SREとして転職先ではバリバリインフラの仕事をやりたいと思います!!

不安でいっぱいだけど面白いだろうし!!楽しみですね!!頑張る!!!

面白エピソード

では最後に退社を申し出た後にあったいざこざをご紹介します! 退社予定の方、どんなにいい会社だと思っていても万全の準備(録音など)をした方がいいですよ!!! あと辞めるときって人の本性が出るんだね!!!!悲しい!!!!

部長が怖い事件

部長に辞めますという話をすると… 「バブルの頃は有休全部消化して退社とかあったけれど、今はそうじゃないから」 「大体みんな有休もろくに消化せず『引き継ぎ終わらなくて申し訳ない』って言いながら辞めてくからね?」 (飛行機のチケットもう取っちゃいました、と言うと)「だからそれがおかしいんだって言ってんじゃん」

これ会社としてこういう発言をする人がいるとあとあと問題に発展するのでは、と思い人事に相談。

人事「あー、あの部長ね、昔は飲みの場で結構そういうこと言ってたらしいんだけどさ、偉くなって結構抑えてたのがこういう時には出ちゃうんだねえ(笑)」

なるほど!わらいごとなのか!理解!!!

お決まり

というわけで干し芋置きます!!

Amazon.co.jp

girls.vim第1回目を開催しました

girls.vimの第1回目を開催しました!!

来ていただいた皆さんありがとうございます!!! girls.vim開催の経緯はこちらのスライドを参照してください

speakerdeck.com

どんなことをしたのか

第1回目、楽しくしたいけれど何がいいかわからない!ということで LT会&もくもく会という盛りだくさんな内容でした。

LT会パートの話

LTパートは3名枠を用意し、3名の方にお話ししていただくことができました!

chihiro0940さん

vimの歴史についての話でした!

viから来てるんだよね〜ぐらいしか知らなかったので、

vimの歴史を知ることができてよかったです!

あとvimの歴史に登場するエンジニアの方々が色々な活躍をしている方なんだなー!というのが新発見でした。

denkiwakameさん

令和から始めるLSP

令和から始めるLSP - Google スライド

何も考えずvim-lspを使っていましたが、今こんな混戦状態なんだ!!!平和じゃない!!!

ということがわかり面白かったです。

NeoVim使っているのでcoc-nvim入れてみようかな〜。

本編も面白かったのですが自己紹介のOL事務Vim日記の話が面白くて床で笑い転げたかったです。

micchieさん

Vim が全然身につかない自分がなんとかなりそうな?唯一の方法

speakerdeck.com

VimGolfを始めて知ることができてよかったです!

あと私は不便なことに慣れるのが得意で、それはあまり良くないことだなあと再確認。

もっと修行します...

そしてスライドの後ろのねこフォンとがむちゃくちゃ可愛い!!

もくもく会パートの話

もくもく会では以下の三つのグループに別れました。

  • 初心者グループ
  • VimGolfやるグループ
  • Vimプラグインを作るグループ

今回男性メンターの方にも参加してもらったのですが、

初心者向けメンター経験者の@okuramasafumiさんが初心者グループを、

Vimに精通している@thincaさんはVimプラグインを作るグループを、

という分かれ方がとてもよく各グループかなり盛り上がっていました。

お二人本当にありがとうございます!

感想

まずは会場を貸していただいたちゅうまんさん(センシンロボティクス様)そしてgirls.vimに乗っかってくれたmicchieさん本当にありがとうございます!!

LT会ともくもく会って盛り沢山すぎだろとも思ったのですが、

VimGolfをやったように「LT会で仕入れた情報をそのままもくもく会で実践」っていうのができたのは単純に楽しかったです!

また、新卒の方や学生の方、Vimはじめたばかりの方も参加されていて、

Vimの需要の高さとVimという接点は言語系の勉強会ともまた違った側面で人と出会えるんだなーと色々新発見ができてよかったです。

第2回目の内容どうしようかなーと思いながら8月くらいには開催できたらと思っています。

15人くらいの少人数だったので、お互い気軽にわいわいできたのでとても楽しかったです。

ただ自己紹介タイムも名札も用意しなかったので、せっかく来ていただいたのにお互いあまりわからずに終わってしまった・・・というところがいちばんの反省ですね。。。次回に活かします。

今回私がめちゃくちゃ楽しんじゃったので、次はもっと参加者が楽しめるよう気配りしていきたいと思います!!

シールもまだまだあるので各所で配っていきたいと思います!

技術書典6で初サークル参加しました!【おとうふ工房】

ちょっと時間経っちゃいましたが、技術書典初サークル参加したぜレポートです!!

頒布物の内容

今回「まんがではじめるKubernetes」というKubernetesのかなり浅いところを説明する漫画を描きました。

blux.booth.pm

これまでコミティアで20ページくらいの漫画なら描いた事があったので、そのノリで漫画を描こうと思いました。

書き上げるまで

自分のツイートの内容を振り返ってみます。

段々「これ全然終わらない」っていうのがみて取れるかと思います。

3月の土日はほとんど原稿に費やし、飛び石連休を有休使って4連休にした上に4日間ずっと原稿やったり

予定していたBBQに行けなくなったりしていました。

20ページと40ページは単にページが倍って事以上に大変さがありますね。なめてました。

表紙が出来上がる

エディトリアルデザイナーの友人(と言ってももちろん謝礼金はお支払いする) に依頼して表紙を作ってもらいましたが、やっぱプロってすごいですね!!!!!

決してデザイナーをなめていた訳ではないのですが、いざ出来上がると「SUGEEEEEEEEE」ってなる訳です。テンションぶち上げ

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↑こんな感じでお願いしますと頼んだところ

↓こんな可愛い表紙になって返ってきたの...すごい...

今回特におとうふくんを長らく親しんでくれた友人に頼んだこともあってか、

思い描いていたような雰囲気の表紙になって本当に嬉しかったー!

本を手に取ってもらえたきっかけの半分くらいはこの表紙のおかげだと思う。

当日のエピソード

やっちまった

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いやもう完全に自分のミスですが本当に朝はビビりました...

コミティアが1サークル通行証3つまで割り当ててくれるのでね、そのノリでね...(言い訳)

みなさん、サークル通行証の割り当ては前日までにやっとこうね!

嬉しかったこと

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やっちまった2

著者欄に書いてある自分のtwitterのアカウントIDを間違えました。ファー

しかも監修のinductor氏のアカウント名も間違えるという大失態。

感想

最終的に用意した物理本が全部なくなったので驚きと感謝と感謝と感謝!!!

とにかく楽しかった〜〜〜〜〜!!!!

サークル参加されているみなさん書いているのですが、実際やってみるといかに原稿が時間がかかるのと

それに対して「時給換算するとバイトした方がいいね!!」というのがよくわかりました。

ただやっぱり自分が好きで描いている(書いている)ものが人の手に渡るのは嬉しいし、

漫画描いてお金もらえるんだー!という純粋な感動があり、当分描くのやめられそうにないです。

描いてる最中は「これ全然わかりやすくなかったらどうしよう」「間違ったらどうしよう」「漫画としてつまらなかったらどうしよう」

と不安に思っていたので、多くの方に手に取っていただけて、感想までいただけて、本当に嬉しいです。励みになります。

おとうふくんは自分の子供のような存在なので、おとうふくんが少しでもみなさんを楽しませたり癒せたり役に立てていればと思います。

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また次の技術書典で!!!!

vim pluginのhello worldが意外と簡単だった

vim pluginの作り方

やっぱなんでも最初はhello worldから入りますよね。 というわけで以下の記事を参考にはじめてvim pluginを作りたいと思います!

qiita.com

ソースコード

pluginは以下に置いてあります。 zを押すとHello World!と表示されるプラグインです。

https://github.com/aoi1/helloworld-vim

github.com

解説

ディレクトリ構成

ファイルとディレクトリ構成は以下のようになっています

helloworld-vim
├── README.md
├── autoload
│   └── helloworld.vim
└── plugin
    └── helloworld.vim

起動をなるべく早くする、余計な関数は読み込まないというお作法にのっとりディレクトリを2つにわけています。

  • plugin以下は、vim起動時に呼ばれるスクリプトファイル
  • autoload以下は、必要になったタイミングで読み込まれるスクリプトファイル

このようにプラグイン実行時に呼び出される関数はautoloadに出します。

READMEを書くのもお作法のようです。今回ちゃんと書いてないですが…

vimスクリプト

vimスクリプトの中を見ながら解説していきます。

plugin/helloworld.vim

" hello world for vim plugin
" Version: 0.1

scriptencoding utf-8←お作法:エンコーディングを指定する

if exists('g:loaded_helloworld')←あまりよくわかってない。多分helloworldがloadされていたら何もしないってことかな
    finish
endif
let g:loaded_helloworld = 1

" ユーザー設定を一時退避←お作法:ユーザー設定が悪影響を及ぼさないよう一時退避
let s:save_cpo = &cpo
set cpo&vim

:nmap z :call helloworld#helloworld()<CR>←実際のプラグインの関数呼び出し

" ユーザー設定を元に戻す←お作法
let &cpo = s:save_cpo
unlet s:save_cpo

autoload/helloworld.vim

scriptencoding utf-8

if !exists('g:loaded_helloworld')←helloworldが読み込まれていなかったら何もしない?
  finish
endif
let g:loaded_helloworld = 1

" ユーザー設定を一時退避←お作法
let s:save_cpo = &cpo
set cpo&vim

function! helloworld#helloworld()←functionのビックリマークがわからない。ファイル名#関数名で呼び出し
  echo "Hello World!"
endfunction

" ユーザー設定を元に戻す←お作法
let &cpo = s:save_cpo
unlet s:save_cpo

コメントにある通りまだよくわかっていないところもあって 勉強不足ではありますが、これで動きました!!!やったね!!!!!!!

自分がネットにあげたプラグインが自分の環境で動くのってなんだかすごく感動しますね。 これを機にもうちょっと実用的なプラグイン作って見たいです!!!

簡単なプラグインではありましたが、プラグインに対する考えが変わりました!

プラグインを作る前のイメージ プラグインを作った後のイメージ→ f:id:blux:20190301215939p:plain

余談

とある日

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