己の欲望と向き合う

同人誌が一冊しか売れなかった時代、五冊は売れて欲しいと思った。

そのとき私は四コマ漫画を描いていたが、本当に驚くほど売れなかった。

旅のエッセイ漫画を描くようになってからコンスタントに五冊は売れるようになった。

そうすると十冊は売れて欲しいと思うようになった。

一度五十冊ほど売れた奇跡の一日があったが、あれを奇跡ではなくもう一度五十冊売れるようになりたいとも思った。

技術系同人誌を描くようになったら五十冊はコンスタントに売れるようになった。

そうすると百冊はコンスタントに売れるようになりたいと思うようになった。

商業誌を出せるようになりたいと思っていた夢がかなったが、今度は商業誌で爆売れしたいと思うようになった。

どこまでいっても欲望の終わりがない。

たとえ私の本がドラマ化したとしても、次はカンヌに出たいと言い出すのだろう。

いつ自分の本の売れ行きに満足するんだろうか。満足することはないのかもしれない。

ぐるぐる回ったら最後は読者のもとに戻る。買ってくれる人、わざわざレビューを書いてくれる人。

この人たちを大事にしたい。大事にするためには書き続けることが大事だ。

そう思ってまたペンを取る。みんないつもありがとう。

「はじめてサークル参加したくなったら読む本」を書きましたー他のひとが何を考えてサークル参加しているか知りたい人におすすめ

「はじめてサークル参加したくなったら読む本」という同人誌を書きました! このブログでは本書の一部を掲載したり、内容を紹介します。

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サークル参加とは?

そもそもサークル参加ってなに?という方もいるかもしれません。

同人イベントに出展側として参加するときに参加する形態を「サークル」と読んでいます。

そのため、「同人イベントで出展したくなった人」を「サークル参加したくなった人」と呼んで本書のタイトルをつけました。

技術書典20回記念に未来につながる本を書きたかった

技術書典という私が非常にお世話になっている技術同人誌の頒布イベントが先日20回目を迎えました。

20って結構すごいことだなと勝手に感動していまして、どうしても新刊を出したくて書いたのが本書です。

どうせ書くなら私にしか書けない本で、技術書典がこの先ずっと続くような貢献ができそうな本を書きたいと思ったのがきっかけでした。

技術書典が今後も続いていくために必要なことは?イベントに参加する人が絶えないことです。

本を手に取る参加者が絶えないことももちろんですが、本を頒布する参加者が絶えないことも大事です。

「サークル参加してみたいけれど不安」な人に向けては不安を軽減できるような本を、

「サークル参加してみたけれど思ったようにうまくいかなくて悲しい」と思った人に向けては同志のような気持ちで書こう、と思ってつくりました。

私は漫画、テキストメインのエッセイ、商業誌、など色々な形態で本を出しています。こんな私だからこそそれぞれの形態で同人イベントに参加したいと思っている人に向けて幅広く本をかけるのではないかと思いました。

そして何より、私には10年かけてやっとここまでこれた、と思えるほどの過去の数々の失敗や何も考えてない無謀な出展がありました。

きっとちゃんと考えている人ならとうの昔に考えられていたようなことも今更になって考えるようになった・・・非常に情けない話ではありますが、「こんな適当でもいいんだ」と誰かの後押しになれたらと思っています。

どんな本?

よければ試し読みしてみてください。

本書は私が実際に同人イベントに本を出す時に申し込みからイベント後までやっていること、考えていることを体系的にまとめてみました。

それぞれ詳しくまとめている本は他にもたくさんありますので、本書では一通り流れを追えるような網羅性を大事にしています。

どのような作業が必要で、どのような考えに基づいて決定をしているのか・・・がなんとなくわかるようになっていると思います。

目次

目次はこのようになっています。大体イベント参加の時系列に沿って書いています。

1章 サークル参加ってたのしい? ...5

サークル参加のたのしさ ...5

まずは一般参加者として参加してみよう ...6

2章 イベントを探してみよう ...7

同人イベントの種類 ...7

イベントの探し方 ...7

私がサークル参加したことがあるイベント紹介 ...8

[コラム] はじめてのサークル参加は1人?複数人? ...11

3章 何をつくる? ...13

さあ、何を書こう? ...14

どんな本が作りたいか考えてみよう ...16

4章 イベントに申し込もう ...17

サークル名を考えよう ...17

サークルカットを真面目に描こう ...17

申し込むジャンルを決めよう ...18

5章 締め切りを確認しよう ...19

印刷所を選ぼう ...19

失敗談 はじめての同人誌がコンビニのコピー本だった ...21

入稿スケジュールを確認しよう ...21

6章 原稿をつくって入稿しよう ...23

何を使って書こう? ...23

[コラム] モチベーションが続かなくて困った... ...27

原稿の設定 ...28

失敗談 ページ数が料金表に載っていない!? ...30

失敗談 原稿用紙設定サイズを間違えた ...31

表紙をつくろう ...31

(技術書の場合)レビューしてもらおう ...31

入稿の仕方 ...32

7章 イベント準備〜当日の楽しみ方 ...35

イベント1週間前まで ...35

イベント前日まで ...37

イベント前日 ...38

同人イベント当日を楽しもう ...39

8章 イベントが終わったら ...41

本が売れ残ってしまった・・・ ...41

頒布数など記録しておこう ...42

番外編:商業誌とどう違う? ...43

スケジュールが違う ...44

関わる人数の規模が違う ...44

執筆開始までが意外と長い ...44

おわりに

サークル参加ベテランの方からも失敗談大好評です!!!!

みんな私のような失敗はしないでくれ!!!!俺の背中をふんでいけ!!!!

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KubeCon + CloudNativeCon Europe 2026登壇してきました

KubeCon + CloudNativeCon Europe 2026に登壇してきました! 登壇してもう3週間経つのか・・・記憶がだんだん薄れてきた・・・ ということで覚えている限りのことを書いていきます。 めちゃめちゃ楽しかった!もう本当に!!!

KubeCon + CloudNativeCon Europe 2026について

場所:オランダ・アムステルダム 日付:3/23~26

ちゃんとした登壇記は会社のブログから出すのでそっちを読んでもらうとして、こっちは完全に覚書にします。

リベンジ・アムステルダム

2020年3月、私はKubeCon + CloudNativeCon Europeのためにアムステルダムに行くはずだった。 航空券も宿も取り、いざ!となった直前、コロナでKubeCon自体が延期になった。 私はこれまで海外カンファレンスに参加したことがなく、念願のKubeConだった。

KubeCon + CloudNativeConのバーチャル版がその夏開催され、あまりに悔しかったため深夜に参加した。 LadicleさんのLTを見て、登壇できるなんてすげえと思った記憶がある。

KubeConがリアル開催を再開する頃には私は転職しており、転職先はKubeConの参加が難しそうだった。 犬がいて忙しく海外にいくモチベーションもだんだん減り、頑張って会社にかけあってまで参加したいわけでもないかなと思っていた矢先のKubeCon + CloudNativeCon Japan 2025だった。 祭りだと思った。祭りが日本にやってくる。絶対に行きたい。ということでプロポーザルを出し、無事採択された。

詳しい登壇記はこちら blux.hatenablog.com

一生懸命準備をして、登壇をしたが、登壇した直後の私はひどく落ち込んでいた。 練習を十分にしたつもりだったが一部スクリプトを飛ばしたりしたため、持ち時間を10分も巻いてしゃべってしまったのだった。 ああ、終わりだ・・・と思っていたが、友人たちはみな「よかったよ!!」と言ってくれた。 ちょっと信じれなかったが、終わったものはどうしようもないと思っていた。

そんなわけで自分の中では若干不完全燃焼だったKubeConの登壇、もっと大きな舞台でリベンジしたいと思うようになった。 目指すはKubeCon + CloudNativeCon Europe。2026年はアムステルダムと聞き、これはリベンジするしかないと思った。

そして単に不完全燃焼だったからではなく、KubeCon Japanで出会った人たちに再会するためにもKubeCon EUの登壇を目指した。

プロポーザルが採択されたときは本当に嬉しかったし、自分がダメダメだと思っていたプレゼンが意外とそうでもなかったのかなと思えた瞬間でもあった。

登壇内容と準備

登壇は望月さんと二人でロールプレイをするというものにしました。セキュリティという一見難しそうな話を人にわかりやすく伝えるにはロールプレイが面白いと思ったからです。

KubeCon Japanでの登壇経験も大きかったです。KubeCon Japanで登壇した時、観客は非常に暖かく、みな楽しもうとする姿勢があり、私が笑わせようと思っていなくても笑ったり拍手をくれました。 そんな暖かい人たちが参加してくれるイベントなら、ショーのような内容も十分盛り上がるのではという確信を得ていました。 望月さんとは事前オンラインの打ち合わせのみで、当日何回かあわせつつ本番に挑みました。

興味がある方ぜひみてみてください。

www.youtube.com

今回私から望月さんを誘ったこともあり、「もっとハッカーっぽくしてください」などおよそプレゼンのフィードバックとは思えないような注文もしてしまいました。 しかし動画を見ていただくとわかる通り、プレゼンでは私以上にノリノリでびっくりしました。

前回は不完全燃焼だったし緊張のあまりに楽しめませんでしたが、今回は本〜〜〜〜〜〜当〜〜〜〜〜〜〜に楽しかった!!!!! 登壇が一人じゃないという心強さもあったし、自分たちと観客が一体となって盛り上がる場をつくれたという楽しさもありました。

ヒーローショーをイメージしてつくったけれど、コントのようでもあったと感じました。

改めて望月さんありがとうございます。プロポーザルのレビューや発表練習につきあってくれたinductorもありがとう。

LinkedInで知らない人から「動画見たけれど面白かったよ」とコメントいただいていてめちゃ嬉しい!!!!

英語版同人誌とメンテナサミットでのサイン会

さてもう一つ印象的な出来事の話を。今回英語版同人誌「Learn Kubernetes the Manga Way」をつくりました。2019年につくった「まんがではじめるKubernetes」を英訳(加筆・修正)したものです。

これを初日のメンテナサミット(CNCF関連プロジェクトのメンテナおよびメンバーのみが参加できるイベント)に持っていったところ大盛況!!

inductor氏から色々な人を紹介してもらえたということもあり、持っていった30部をすべて(予約分除く)誰かに手渡すことができました。

タイトなスケジュールな中相変わらずかっわいいい〜〜〜表紙をつくってくれたS氏にも感謝・・・・・

Learn Kubernetes the Manga Wayの表紙

この表紙も相まって「めっちゃいい!!」「子供にみせよう!!」と言ってくれる方が沢山いて、突如サイン会が始まりました。

英語でのサイン会

「まんがも描けるし、ネイルはかわいいし、なんてアーティスティックなの!」と言われた時はびっくりしました。日本では当たり前にやっているオタク的な活動が、場所を変わればアーティスティックになる・・・興味深い・・・

同人誌のおかげで色々な人と仲良くなることができて本当に楽しかった〜〜〜〜〜!!!!世界中に友達ができた。Peace.

New York Timesで働いている人とフロントエンドの流れが早すぎて困り果てた末のインフラに近い技術領域をやるようになった話とか、 オーストラリアではCNCFアンバサダーが全然いないしコミュニティも小さい話とか、 全部のリリースノートにまんがつけたらいいんじゃないかというJokeや、 独学で日本語を勉強していてKubeCon Japanにプロポーザル出したぜなインドの方など とにかく色々な人と色々な話ができて楽しかったです。

英語版同人誌を書き上げるまで

英語版同人誌を書き上げることができたのはKubeCon Japanでの出会いのおかげでもあります。

ずっとやりたいな、と思っていたものの、なかなかモチベーションが上がらず実行に移せずにいました。

去年のKubeCon Japanで私は「まんがではじめるGitOps」という同人誌を何冊か持ち歩き、興味を持った方に配るということをやっていました。 けれど中身が日本語だったこともあり、「へ〜かわいいね〜」という反応がほとんどでした。

そんな中Women's Community GatheringというイベントでElenaさんというルーマニアの女性に出会いました。まんがではじめるGitOpsの紹介をしながら、私は「Kubernetes版もあり英語翻訳で作り直したいなと思っている」という話をしました。

KubeCon EUに登壇が決まったある日、ElenaさんからLinkedInでメッセージをもらいました。

「登壇おめでとう!アムステルダムで会うの楽しみにしている!」と。どうやら登壇者リストの中から私を見つけてくれたようです。

メッセージのやり取りをしているうちに、彼女から「そういえば、Kubernetesのまんがの英語バージョンってつくったの?」という一文が。

私「こ・・・これは完成させねば・・・」

彼女は単に話のきっかけだったのかもしれませんが、私にとっては大きなきっかけとなりました。

ElenaさんとのSelfie

彼女とは初日にバッタリ1回、そして私の登壇後の計2回会うことができました。

彼女は「今回ヨーロッパの他の国に行くことができないと聞いて・・・」といい、ルーマニアのお土産ももらいました。

ルーマニアの写真などが書かれた小さな本

彼女の一言がきっかけで同人誌を完成させることができ、私にとっては本当に思い出深い経験でしたし感謝してもしきれません。その上お土産までもらい・・・

と感動していたところ、登壇した日の夜に私の登壇が素晴らしかったことと、登壇したことない自分も何かのイベントで登壇してみてもいいかもと思えたことが書かれていました。

Elenaが自分の本のことを覚えていてくれたこと、わざわざ登壇を見にきてくれたこと、同人誌のきっかけをくれたこと・・・色々と私が受け取るばっかりだと思っていました。

でも、そうじゃなかったんだ・・・これが・・・連帯・・・相互エンパワメント・・・オオオン・・・

いやもうとにかくとにかくとにかく!本当に嬉しかったです。国を越えて、私たちはエンパワメントしあえる。改めてKubeCon Japanがくれた出会いに感謝・・・!!!!!


本当は1日ずつ何してたか写真見ながら振り返ろうと思ったのですがちょっと長くなったので一旦これで!!!

ドタバタ参加日記編乞うご期待!


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技術書典20で新刊「はじめてサークル参加したくなったら読む本」を頒布しました〜技術書典6から20までを振り返るメモリー〜

こんにちは!技術書典にサークル参加してきました!楽しかった〜!!

さて今回は技術書典20というメモリアルな回にあわせて新刊を書きました。

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52p 1000円

はじめに ...3

1章 サークル参加ってたのしい?
  サークル参加のたのしさ
  まずは一般参加者として参加してみよう

2章 イベントを探してみよう
  同人イベントの種類
  イベントの探し方
  私がサークル参加したことがあるイベント紹介
  [コラム] はじめてのサークル参加は1人?複数人?

3章 何をつくる?
  さあ、何を書こう?
  どんな本が作りたいか考えてみよう

4章 イベントに申し込もう
  サークル名を考えよう
  サークルカットを真面目に描こう
  申し込むジャンルを決めよう

5章 締め切りを確認しよう
  印刷所を選ぼう
  失敗談 はじめての同人誌がコンビニのコピー本だった
  入稿スケジュールを確認しよう

6章 原稿をつくって入稿しよう
  何を使って書こう?
  [コラム] モチベーションが続かなくて困った...
  原稿の設定
  失敗談 ページ数が料金表に載っていない!?
  失敗談 原稿用紙設定サイズを間違えた
  表紙をつくろう
  (技術書の場合)レビューしてもらおう
  入稿の仕方

7章 イベント準備〜当日の楽しみ方
  イベント1週間前まで
  イベント前日まで
  イベント前日
  同人イベント当日を楽しもう

8章 イベントが終わったら
  本が売れ残ってしまった・・・
  頒布数など記録しておこう

番外編:商業誌とどう違う?
  スケジュールが違う
  関わる人数の規模が違う
  執筆開始までが意外と長い
  印税
  嬉しさ・楽しさ

おわりに
作者プロフィール

「はじめて」と書いているのですが、他のサークルのやり方を知りたい人にとって楽しめる一冊になっていると思います。

技術書典のためにつくったため技術書典について厚めに書いていますが、コミティアなど他のイベントについても書いています。

サークル参加者が増えて50回、100回と続きますように!

さて、技術書典20の話を書く前に、私と技術書典のメモリ〜について書きます。

はじめて参加した技術書典6

はじめての技術書典は2019年の技術書典6です。

当時「技術書典ってなんかすごい!」という流行りに乗りたくて、何度かコミティアに出たことがある私は漫画なら行けると思い

「まんがではじめるKubernetes」を書くことにしました。

当時Kubernetesの日本語ドキュメントや本がほとんどなく、まだまだKubernetesがなんなのか知っている人が少ない状況でした。

そんな中独学でKubernetesを勉強し、inductor氏に監修をお願いして出した一冊です。

この時Kubernetesを仕事にしたくて転職活動しながら一冊かきあげたんですよね、狂気。あの頃は若かった。

しかもリモートとかがない時代だったので...朝原稿、昼仕事、夜転職活動夜中原稿、そんな生活でした。2度とやりません。

blux.hatenablog.com

コロナ禍前の技術書典の熱狂は凄まじかったですね。上のブログに書かれている通り、14時頃には300冊が完売しました。すごい。

inductorまじありがとね。

本当は最後にするはずだった技術書典8

技術書典6でKubernetes本が大反響だったため、より踏み込んだ「まんがではじめるKubernetes 2」を書きました。

初参加があまりに熱狂の渦だったため、やや燃え尽きかけた私は「この本を書いたら技術書典は引退しよう」と思っていました(今振り返るとたった2回で引退ってどんな大御所気分・・・)。

が、コロナで技術書典8は延期に。オンラインでの開催となりましたが、かなり不完全燃焼となりました。

コロナ禍では技術書典どころかプライベートな生活全般情緒がおかしくなっていましたね〜懐かし

技術書典9はどうしようか悩んでいたのですが、コロナ禍で印刷所の存続が危ういと知り無理やり捻り出したのが「まんがではじめるVim」でした。

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Slackのvim-jpコミュニティの皆さんにレビューいただき、短い期間ながらも完成させたVim本。

この時レビューいただいたありすえさんとはその後ラジオをご一緒することになり、人生何が起こるかわからない。

www.youtube.com

Vim本は思いの外好評いただき、そろそろ増補改訂版を出したいと思っています。

参加しなかった技術書典12と13

さて、その後犬を迎えるなどして同人活動どころではなかったということもあり、技術書典12と13はお休みしました。

多分、もう書かなくてもいいかなと思っていた気がする。

再参加した技術書典14

そして再参加した技術書典14。なんで再参加することになったんだっけって調べてみたのですが、まったくわからなかった。

突然全てのやる気がみなぎってきたらしい。全然わからん。

間なにもつぶやいてなかったのに2年越しで突然やる気が出たらしい。逆に怖い。

そうして出したのが「まんがではじめるGitOps」

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刺され!技術書アワードの大賞を受賞した技術書典17

技術書典で声をかけられて商業誌を出すというステップに憧れながらも一度もその機会に恵まれず、イベント登壇をきっかけに商業誌を出した私は同人活動に満足・・・

などしていなく、2冊目の商業誌出版に向けて長く辛い道のりを歩んでいた。商業誌はなんて出すのに時間がかかるんだと・・・。

耐えきれなくなった私はキャリアのエッセイを書くことを決意。

その頃私はキャリアのインタビューを受けることに強い憧れをもっており、しかし声がかかるようなことはなかった。

ないなら自分で勝手に公開すればいいのだと思い立ち、キャリアのエッセイを書くことにした。

しかしキャリアの話とはえてして独りよがりになりがちである。同人誌だからもちろん独りよがりでも全く問題ないのだが、書くなら、せっかく手に取ってもらえるなら、読んだ人が笑っちゃうくらいどうしようもない話を書こうと思った。

だって私の好き勝手に書けるのが同人誌のいいところだから。

常々本とは「あなたと私」の世界だと思っている。ネットでたまたま見かける記事とは違う。

わざわざ手に取って下さった方が、わざわざ読んでくれる。だったらちょっと恥ずかしいような話でもいい。ちょっとくだらない話をしたっていい。

コンセプトは「飲み屋で飲みながら話すような、ちょっと笑っちゃう小話」。あなたと私だから、言えるような、ちょっとした話。

なのでこの本はたくさん売れて欲しいと思ったわけではなく、あくまでいつも本を手に取ってくださる方に向けて書いたのだった。

そうした本が「刺され!技術書アワード」の大賞を受賞したときは本当に驚いたし、本当に嬉しかった。

何より文章が面白いって言っていただけたことが本当に嬉しかったです!!!!!!!!!

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技術書典20オフライン

はい、そんなこんなで気づけば技術書典20。色々あった。メモリー。

今回新刊は200部刷って36部出ました。エッセイ本は17部・・・まったく宣伝していないのに・・・

SNSを見渡せば初参加でもこれより沢山頒布している人もいます。こんだけ長く続けている割には少ないほうなのではないかと思っています。

だからこそ手に取っていただいた皆様ありがとうございます。

ファンですと言ってくださる方、前作(エッセイ本)面白かったと言ってくださる方、これを買いに来ましたと言ってくださる方、通りすがりで買っていってくださる方、色々な人とお話できるのが同人イベントのいいところ。

とても励みになっていますし、まだまだ書き続けようと思います。

では、次のメモリアル回、技術書典50でお会いしましょう。

オーガニック記事屋はじめます

もともと会社の同僚が「最近AIの記事やポストが多いせいでオーガニックなものを体が求めるようになってきた(意訳)」と言っていたのがはじまりである。

コードこそAIに任せているものの、趣味でやっているこのブログやSNSのポストなどは全て手打ち、オーガニックである。

それどころか誤字脱字のチェックすらさせていない。

ライターの方が「自分の仕事を全部読み込ませて文章を生成させたら精度高いの出てきてびびった」みたいなのみたことがあり、私もやったことあるのだが「誰これ」という感じであった。

プロのライターの方と記事量(学習できる元となる文章の量)が違うからしょうがない。

しかし最近AIのモデルも進化してるし、もう一回試してみよう。

ということで私のこのブログを読み込ませたうえで「新しい記事を書いて」とお願いした。

# やる気がなくてもやる 2.1(犬がいる編)

やる気がない!!!!!!

でも、やる!!!!!!  
(今日はこれで終わりでもいいくらいの結論)

最近、「やる気がなくてもやる2.0」って記事を書いたけど、追記が必要になりました。

**犬がいる。**  
しかも二頭。  
しかも大きい。  
しかも散歩がある。  
しかも雨が降る(こともある)。  
しかも人間は眠い。

この条件で「やる気が出たらやる」なんて言ってたら、たぶん一生なにも進まないです。  
進まないどころか、犬の目だけが「散歩は?」って言ってくる。強い。

というわけで今日は、**犬がいる世界線での“やる気がなくてもやる”** を書きます。2.1です。
(以下略。めっちゃ長かった)

う、う、うるせ〜〜〜〜〜wwwなんやねん (今日はこれで終わりでもいいくらいの結論)やかましいわwww そもそもなんだよ2.1ってただの二番煎じじゃないかwwww そんで **犬がいる。**じゃあないのよ。もうそのはなし2.0でしてるから。わかってるよ。突然ポエム読むんじゃないよ。

という感じでね、全く気に食わないわけ。AIが書く文章。そんなわけでしばらくはオーガニックを売りにやらせてもらおうと思います。

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1文字1文字丁寧に仕上げました!オーガニックな商業本!(ただしコード部分は生成AI利用)

編集者もなんとオーガニック!ぜひお手にとってみてください!

やるきがなくてもやる2.0

こんにちは。今日はデブサミというイベントで登壇したのですが、「仕事をしながら絵を描くというのが結構難しく感じるのですがどうしたら続けられますか」といった質問をいただきました。その場で回答したもののちゃんと回答できていたかしらということで改めて回答したいと思います。

以前「やる気がなくてもやる」というブログを書いたのですが、大型犬二頭目が我が家に来てから本当に時間がなくなったので続編を書こうと思った次第です。

blux.hatenablog.com

正直毎日散歩仕事家事散歩で一日が終わります(補足しておくと、パートナー氏が育犬や家事を多めに負担してくれているのだがそれでも時間がない日が多い)。

前に記事を書いたときは「時間があるがやる気がなくてどうしよう」みたいな前提がありましたが今は違います。やる気がどうとかではなく持ちうる時間を全て使わなければ先に進めない、どうするという感じです。

じゃあ今の私はどうしているか、というご紹介します。

一点注意として、これは私が「本当はやりたいけれどなんかやる気がでない」みたいなケースにおいての話であって、「つらくてやりたくない」みたいな状況には当てはまらないと思います。というかそれで無理やりやり続けると心を壊すケースもあると思います。用法容量ご注意ください。

5分でも何かする

これはどちらかというとモチベーション維持のための意味が近いです。5分でも何かやると、その日は「何かできた」という結果が残ります。私は割と継続できていることに喜びを見出すタイプなので、昨日もできたし今日もできた、明日もやろうとなります。

5分で何か進捗するかというとあまり進捗はしないです。5分を5日続けるより一回25分集中できたほうが圧倒的に進みます。でもそういうことじゃないのだ。

やることをジャンル分けし、ジャンルをコロコロ変える

例えば技術書を書く場合、私だと文章をかく、絵の下書きを書く、ペン入れをする、レビュー結果を反映させる、などがあります。やることをわけることで「今日は文章書きたくない」という時にペン入れするといったことができます。テスト勉強しなきゃいけない時に部屋の掃除を始める心理と同じだと思っています。


やる気がなくてもやり続けているとたまに調子良くなったりやる気が出ることがあります。そういうときはスターをとった無敵フィーバータイムなのであって、普段はむしろやる気がないくらいが当たり前と思って作業しております。

でもたまに、こういう他の人と接触したことでやる気がむくむく湧き出ることもあるよね。そういうのもやるきがないときにやる2.0かもしれない。

十二国記ミュージカル観劇感想

2025年12月22日に十二国記ミュージカルを鑑賞してきました! なんとまさかの2列目での鑑賞ということもあり、本当に最高最高最高でした... 以下、雑に感想です。ネタバレありありです!Blu-rayや配信で初めてみようとしている方ご注意ください!


オープニングかっこよすぎた

原作全部読んでいるのでストーリーは知っているのですが、ミュージカルってどんな感じなのかな〜と思っていましたが

まず演奏の音圧?というのでしょうか、いきなりグッと世界観に引っ張られ、景麒登場で「お、おまえ、おまえ〜〜〜www説明しろ〜〜〜www」と突っ込みつつ、オープニングタイトル(?)の「十二国記」ババンッ!!!!がかっこよすぎた。ちょっと泣いた。

演者が客席に降りてくる

演者が客席に降りてくるタイミングがたまにあったのですが、最前列の前を通るということと、私が通路沿いだったこともありすごい間近で演者を見ることができ感激・・・!

最初の方で陽子を騙した男の1人がこっちに飛んできたのですが、顔めっちゃこわ!!!と思ってたらそのあと青猿として出てきたので笑ってしまいました。モブの時点ですでに青猿入ってる。

柚香光様も目の前で拝むことができ、素晴らしかった・・・王でしたわ。めっちゃ王でした。

陽子とヨウコ

ダブルキャストだと聞いた時、陽子は序盤で登場シーンが無くなるのかと思っていましたが、そんなことはなかった。

ヨウコのそばにいる陽子。この演出が本当によかったですね。

姿形は変わっても、ヨウコの中にはずっと陽子がいる。ずっと内なる自分として語り続ける陽子。

2人が同じ歌をハモることで歌に厚みが出て、ミュージカルだからこそできる表現なんだなと感動しました。2人が抱き合うところとかさ〜〜〜涙〜〜〜〜

また、演者の2人が対照的な姿をしているのもまたよかったです。胎果だと姿形が変わるという描写が原作にはありますが、それがわかりやすくあらわれていたと思いました。

楽俊かわええ〜〜〜〜〜

月の影影の海で「ねずみが出てくるまでがんばれ」でおなじみの楽俊。めちゃくちゃかわいかった〜〜〜

最初着ぐるみにするのかな、どうするんだろうと思っていましたがまさかでかいもふもふのネズミがそのまま出てくるとは!!!

めちゃくちゃかわいかった〜〜カテコで陽子が楽俊の手を繋いでいたのも含めてよかった。

変わりゆくヨウコ

帰りたい、帰りたい、と言っていたヨウコがさまざまな出来事を経て成長していく物語。舞台という形、人が発する声や雰囲気を通して、本当にヨウコが成長していくのを目の当たりにできて泣いた...

当時高校生だった私は自分を陽子に重ねて己を鼓舞していたことを思い出したりして、ギューーーンてなりました。陽子やっぱかっこいい。

服が素晴らしい

事前に「服が素晴らしい」という口コミを見ていたので、前から2列目ということもありそれぞれの洋服をじっくり見させてもらいました。

スンバラシ〜〜〜〜でした...青猿の服も凝っていたし...舒栄の服もよかった。

終わった後録画していた衣装デザイナーの中原幸子さんの密着番組を見て再度感動...衣装展頼む!!!

www.bs-asahi.co.jp

舒栄パートがめちゃくちゃよかった

月の影影の海は陽子の成長物語で、わかりやすく「悪役」がいるわけではないという認識ではいたのですが

舒栄の歌と存在感がありすぎて、いい物語にはいい悪役がつくものだな...みたいな漠然とした感覚を持ちました。

舒栄には舒栄の思い、正義があり、それがこの世界では許されないことだったということ。だからこそ陽子自身の成長が必要だったんだなという。

原作を読んでいた時は気づかなかった物語の深みを見せてもらいました。

すだれ?の使い方がすごくよかった

すだれ?SNSではモップと言っている方もいた、あの幕状の紐たち...青猿が登場するシーンなど本当に使い方が素晴らしい!

幻影を見ているということをわかりやすく演出するシーンにも使われていましたね。

舞台って本当にすごいんだな、と改めて思いました。

塙麟がそこにいた...

塙麟になにさせとんねん(怒)(怒)(怒)ってくらい塙麟があまりに塙麟だった...

服装もとてもよかった...音楽も...

カテコでニコニコ笑っていて本当によかったみたいな気持ちに(別に本編は何もよくないんですが...)

中日までご無事で

スペシャルカーテンコールということでまさかの生で聞けた「中日までご無事で」...!!!

カテコで景麒が笑っていたのも含めてほっこり...

そんで久遠の庭の衣装で舞った柚香光様...脳裏に焼きついている...


今までほとんどミュージカルを見たことがなかったのですが、歌や音楽が持つ力って改めてすごい!と思いました。

原作で好きなセリフやシーンがミュージカルになるとこんなくらうのか〜〜〜と、もうずっとうるうるしていました。

周りの人も多分泣いてたな...

や〜Blu-ray買っちゃうと思う!!!

配信も購入したので期間中何回も楽しみたいと思います!!