やる気がなくてもやる

イチローだったか誰かが、成功する秘訣?か何かで「やる気が出たからやるのではなく、やる気がなくても毎日やる」みたいなことを言っていた気がする。

昔それを聞いた時には「むりだが???????」と思っていたけれど、最近は本当にそうだよなあと思ってきた。

というのも歳をとってくると、やる気とか気分の問題以前に「体の不調」みたいなのが当たり前に日々やってくる。

腰が痛い、首が痛い、顔が痒い、などなど。

もちろん本当に大変な病気であれば「やる」ということは一旦お休みした方がいいわけだけれど、日々の不調(若い頃に比べれば不調だが歳をとってからは割と普通)なんかに左右されていると一生「やる気」ってやつはこない。

だから毎日やる。やる気がなくてもやる。これしかない。

あとよくきく「とにかく10分でも手を動かし始めれば段々気持ちがのってくる」ってやつ、あれを信じすぎないほうがいいとも思う。

10分で気持ちが乗ってこないことなんてよくある。1時間やっても気持ちはのらない。

1時間たつと気持ちがのってくるのではなくて、気持ちがのらないことに諦めがつくだけである。

それが多分やる気なくてもやるってことなのかな。

やる気がなくてたった1文しか書けないとしても、30日経てば30文になるのよね。

いぇいいぇい

「つくって、壊して、直して学ぶKubernetes入門」書籍関連イベントの紹介

「つくって、壊して、直して学ぶKubernetes入門」ありがたく増版決定しました!🥳

そしてこの書籍に関連するイベントが今後も目白押しです。

全部内容違うから全部参加してほしい!という気持ちは山々ですが、そうもいかないぞというところだと思うのでそれぞれのイベントがどんなものかご紹介します。

今出ているイベントで全部です!6月怒涛!

 

6/19(水) インフラエンジニアBooks

infra-eng-books.connpass.com

 

30分でぎゅぎゅっと書籍の魅力をお届け!しつつ、インフラエンジニアではないソフトウェアエンジニアにとってKubernetesってどう見えてる?みたいな話も入れようと思っています。Kubernetesってただのプラットフォームでありながら、今まで「運用」と「開発」が分かれていたところをちょっと変えていっているのが面白いな〜と思ったので。

 

6/22 (土) Women Tech Terrace 2024

cyberagent.connpass.com

こちらは色々な方が登壇するタイプの終日・オフライン限定のイベントです。私は「なんとなくわかるDocker/Kubernetes」ということで15分でなんとな〜くわかるようになることを目指した内容にします!すでに知ってる人にも楽しんでいただけるよう生成AIを使ってなんとなく理解したままなんとなく使う方法もご紹介できたらと思います!

 

6/26 (水)

『つくって、壊して、直して学ぶ Kubernetes入門』著者に学ぶ!Kubernetes入門
Kubernetesが怖くなくなる勉強会〜【WAKE Career主催】

wake-career.connpass.com

こちらは書籍の説明というより、Kubernetesを知ってもらおう!なイベントになります。ブラウザ上でKubernetesを動かす方法を紹介するので、後で復習できるようなないようにする予定です!6/22でなんとなく理解した後参加するのもよいと思います😆

最後ちょろっと「自己肯定感が低くても好きなことを続ける方法」をお話しできればと思います。

 

以上!!怒涛のイベントご紹介でした!!興味を持ったら参加してね〜!

本を完成させる技術

技術書を書きはじめて5年、1年に1冊くらい同人誌を出しておりついに先日商業出版した私の「本を完成させる技術」。 誰かが本を完成させる助けになれたらと思います。

  • ページ数の少ない本で成功体験を積もう

  • 早めにレビュワーを見つけよう

  • コミュニティに助けてもらおう

  • 自分のペースで大丈夫

ページ数の少ない本で成功体験を積もう

完成させる自信がない方はまずページ数が少ない本で始めてみると良いのと思います!!!例えばコピー本とか。

私が自分で最初に作った同人誌(not 技術同人誌)はセブンのコピー機で印刷して自宅でホチキス留めをしたコピー本(いわゆる普通の紙に印刷したものを真ん中でホチキス留めした冊子)でした。売れたのはたった1部。

それでも「本を完成させることができた」という成功体験を積むことができ、次回以降印刷所に頼むことにしました😂

技術同人誌の世界はかなり特殊で、売れる人は1000部売れるような世界です。

そういう方を見ていると、もしかしたら自信をなくしてしまったり、書く前から「売れなかったらどうしよう...」と思うかもしれません。

けれど売れなくても問題ないのが同人誌のいいところでもあります。それこそ4ページのコピー本を10部だけ印刷するところからはじめても問題ないのです!

もし売れなくてどうしようと思ったらこっそり私にDMしてください。私があなたの本を買います。

早めにレビュワーを見つけよう

これは後戻りできない強制力をつけるためです。

「レビュワーにレビューを依頼したからには完成させねば」と思って書いています。

あとは「表紙作成お願いしたのだから完成させねば」もあります。

協力者を増やせば増やすほど後戻りができなくなります✌️

ただし追い詰めすぎには気をつけてくださいね。

コミュニティに助けてもらおう

コミュニティじゃなくて仲良い友達でも良いのですが、DiscordやSlackなどで「原稿書いてます〜」とか日常の活動報告をする場があるととてもよいですね。

「がんばってください!」「私も書いてます!」こんな感じでとても元気が出ます。

あとはコミュニティで売り子の方を募集することもできたりします。

私はWomen Who Go Tokyo

womenwhogo-tokyo.connpass.com

というコミュニティにとても助けられています。

--- コミュニティの宣伝 ---

このコミュニティは女性とジェンダーマイノリティのためのGoコミュニティです。

Tokyoと名を冠していますが、最近はオンラインの活動も多くDiscord上でワイワイ(それこそおすすめのネイリストさん聞いたり、化粧下地を聞いたり...)しています。

最近は活動の本編に全く参加できていないのですが、そんなことも気にしないくらい懐の広いコミュニティだと思っています。感謝。

--- 宣伝終わり ---

自分のペースで大丈夫

結構毎回焦るのがみなさん早割目指してSNS上に「入稿しました〜!」とか投稿されていることですね。

あれ?もう締切?マジで?とめちゃくちゃ焦るわけです。

深呼吸。焦らない焦らない。大丈夫大丈夫。

とか言っていますが毎回結構焦っています↓(ウエイで焦りをごまかしている

本を完成させる技術とは書きましたが、同人誌であれば別に完成させられなくても良いと思います。

自分のペースで大丈夫です。


オリジナル漫画の同人誌と技術同人誌両方作っていますが、 技術(ソフトスキルではない技術)を扱うのであればなるべく間違ったことは書いてはいけないのでとても難しいですよね。

レビューしてもらって自分の理解が間違っていた!なんてことも。

それでもやっぱり物理本が好きだから、自分の本を手に取る瞬間が楽しくてやめられません。

皆様も良い執筆ライフを!


宣伝です!先日「まんがではじめるChatGPT」という同人誌をかきました!よろしくおねがいします!

techbookfest.org

Boothは電子版オンリーです!!

blux.booth.pm

書籍発売記念!書店巡りしてきました〜

本の出版記念に書店巡りをしてきました!

 

いや〜〜〜〜〜〜〜〜楽しかった!!!!!

何が楽しいって?そりゃ本屋に行けるからだよ!!!!!

本屋!!!!心のオアシス!!!!困ったときの駆け込み寺!!!!

本屋好きすぎて本屋のバイトの面接を受けた私!!!!(しかし時給30円の違いで本や併設のカフェではたらくこととなる)

 

担当編集の方と1日で5軒まわりました。しかもアポの順番の関係で四ツ谷集合→秋葉原→新宿→池袋→丸の内→吉祥寺という、東京の地理に詳しい方ならわかるいったりきたりルート!!いや〜犬の散歩で鍛えられたこの足腰がなかったら死んでたね(担当編集者は平気な顔してた)!!

 

まずは四ツ谷翔泳社さま!にて!レビュー頂いた方へのサイン〜遅くなってすみませぬ〜ダバダ〜〜
f:id:blux:20240425184219j:image

 

1軒目!秋葉原にある書泉ブックタワーさま!!



 



(写真撮り忘れましたが)2面展開!!エスカレーター上がったら映え♥な黄色が目立つ平置きの我が著書!かわいいね~

こちらは壁沿いを一周する形で本棚と平置きが並んでいる形になっており、書店のスペース以上にとにかく平置きがいっぱい!!な書店でした。平置きいいよね〜

そして書店担当営業の方とお会いできてよかったです。営業の方が売ってくれるからこうして平置きしていただけるわけですよね…感謝…

 

2軒目!紀伊國屋書店新宿本店さま!

別の編集者の方と合流して3人で訪問!

 



エレベーター出たらまっさきに目に入るような場所にバーンッと平置きされており感動🥺この間いったときにワクワクした書店さまで自分の本がこのような形で並べられているとは感無量…

こちらも2面展開!!きゃ〜✨

 



別のフロアで見せてもらった昨日の新刊、今日の新刊が並べられているのが印象的でした。

この中で生き残っていかなければなのか…と思うと同時に「こんなに!!!物理本が!!!出版されている〜〜〜〜〜すごい〜〜〜〜〜〜〜〜」という気持ちになりました。

 

3軒目!ジュンク堂書店池袋本店さま!

 

こちらもセンターに平置きバーンッ

 



更に奥の棚にも面置きドーン!

そして、この書棚、実は…

 



監修、レビュワー、著書、レビュワーという縦一列オセロ揃ったぁ(?)!な棚でした!

こちらはポップの数、そして圧倒的技術書の種類が印象的でした!池袋になければどこにもない!!ってくらいの品揃え😆

 

ここで新宿で合流した編集者の方とはお別れして…

 

4軒目!丸善丸の内本店さま!!




見てくださいこの本棚の高さ!!!この高さの本棚がズラッと並ぶ広さのある書店内で2面展開していただきました🥺✨

書店担当営業の方とも合流し、ポップを設置してきました☺️

ちょっと営業の方の仕事も垣間見え!?た瞬間もあり、書店巡りできてよかったな〜と思った次第です。

 

そして最後!5軒目!ジュンク堂書店吉祥寺店さま!!

 



技術書コーナーを歩いていくと奥の正面にバーン!!

日によっては書籍の位置が変わっているかもしれないのでご注意くださいとのことです。

自宅から遠いこともありこちらの書店は唯一行ったことがない書店でしたが、1フロアがしっかり広い2フロアの書店さまでした。

絵本、図鑑やビジネス書が多い中技術書のラインナップも豊富できれいな店内にしっかり並んでる自著がきらめいていました🥺

 

ということで1日で5軒の書店巡りでした!!!!

めっちゃ楽しかった〜〜〜〜

何より営業の方、そして書店の方、みなさん「本を売りたい!!」というきもちがあり、そういう方と直接会ってお話できたのは本当にいい経験だったなと思います。

何冊入荷して何冊売れた〜とか、自分の書籍が自分の知らないところで人の手にわたっていることが実感できたのもよかったです。自分が寄ったことのない本屋だったとしても、そこに本屋があり、人が立ち寄り、そして自著を手に取った方がいるんだなあと思うとなんだか信じられないような気持ちになります。全国の書店で、そういう事があるのかなあ。本を発売するってすごいことですね。

今まで何気なくぶらっと寄った本屋に対する解像度がバキバキに上がりましたし、本当はもっと地方とかにもポップ書きに行きたい!そんな気持ちにもなりました。

や〜〜〜本屋ってほんとたのし〜〜〜さいこ〜〜〜〜!!!

 

「つくって、壊して、直して学ぶKubernetes入門」が発売になりました

宣伝宣伝〜!!!私が書いた書籍「つくって、壊して、直して学ぶKubernetes入門」が発売になりました〜〜〜!!!チリンチリン〜〜〜!!! 前回、本書を執筆するに至った経緯などについて書いたため、今回は純粋に宣伝ブログになります。

blux.hatenablog.com

本のリンク

https://www.amazon.co.jp/dp/4798183962

つくって、壊して、直して学ぶKubernetes入門の概要

目次は以下の通りです。

Part 1:つくってみようKubernetes

Chapter 1 Dockerコンテナをつくってみる

Chapter 2 Kubernetesクラスタをつくってみる

Chapter 3 全体像の説明

Chapter 4 アプリケーションをKubernetesクラスタ上につくる

Part 2:アプリケーションを壊して学ぶKubernetes

Chapter 5 トラブルシューティングガイドとkubectlコマンドの使い方

Chapter 6 Kubernetes リソースをつくって壊そう

Chapter 7 安全なステートレス・アプリケーションをつくるために

Chapter 8 総復習:アプリケーションを直そう

Part 3:壊れても動くKubernetes

Chapter 9 Kubernetesの仕組み、アーキテクチャーを理解しよう

Chapter 10 Kubernetesの開発ワークフローを理解しよう

Chapter 11 オブザーバビリティとモニタリングに触れてみよう

Chapter 12 この先の歩み方

とにかく手を動かして欲しい!ということで、なるべく手を動かす→解説といった流れの書籍になっています。

また、手を動かすパートでは「アプリケーションが動かなくなる(疎通できなくなる」という体験をしてもらうのもポイントです。

動かない→直し方を学ぶ、という流れを体験していただくことで、Kubernetesを理解してもらいたいと考えています。

つくって、壊して、直して学ぶKubernetes入門のターゲット

犬と写真を撮り書籍の好感度アップ!

Dockerは少しわかるけれど、Kubernetesは何もわからないという方に向けて

この書籍のターゲットは「Dockerは少しわかるけれど、Kubernetesは何もわからない」という方に向けています。

↓の漫画に描いたように、私は「最初になにかはじめようとすると絶対に書いてある通りにうまくいかない」という性質?の持ち主なので、今まで新しく何かをはじめるときにとても苦労していました。

とくに自分がKubernetesを触り始めたときに、プログラミング言語よりもはるかにものの考え方や「動いたけれど何が動いているのかさっぱりわからない(応用が効かない)」という感覚になったのを今でも覚えています。

公式ドキュメントに書いてあるチュートリアルを一通りやって、アプリケーションをローカルで立ち上げるところは簡単にできた。けれど実際に現場で障害が起きたら何も手出しができないということがありました。

私はもともと新人時代はソフトウェア開発者であったため、インフラ周りの知識があまりないということも理由の一つだと思います。

そんなかつての自分のような方にむけて執筆しました。

また、かつての自分の経験だけではなく、SREとして働いてきたことも本書では活かされていると思います。

私がこれまでSREとして働いてきた現場では、かつての私のように「インフラ周りの知識があまりない」という方でもKubernetesを扱わなければならないという方を多く見かけました。

そういった方々から日々問い合わせを受けたり、一緒に問題を解決していく中で、「開発者の方々にとってはKubernetesをより深く知ることよりも、まず目の前の問題を解決するための知識が必要とされているのではないか」と考えた次第です。

目でものを理解する方に向けて

私は昔から何かを理解する時に目で理解することが多いです。逆にいうと、文字が多く記載されている説明書だけで理解するのは苦手だったりします。

実はこれは「視覚優位」というらしいですね。ここ数年で私が知って驚いたことの一つでもあります。

この言葉を知るまでは、「文章を読んで理解できている人が多くいるのに、自分はできないので劣っている」と思っていました。何かを理解する時に、文字に書かれている内容をわざわざ自分で絵を描いて絵で見ないと理解が進まないことがよくあります。

文字で書かれていることをわざわざ絵に描き起こして理解する、だなんてめちゃくちゃ時間がかかります。会社の同僚はパッとドキュメントを見てパッと理解していくのを何度もみました。

私なんて...と、長らく思っていたものです。

けれど「視覚優位の人がほかにもいる」ということは、私がこれまで理解するまでに描いてきたようなイラストが役にたつ!!

みんな!!!!!めっちゃイラスト描いたから!!!!!!!

というのが本書の特徴の一つでもあります。

文章・私!イラスト・私!漫画・私!!!!!!!!!

漫画はとにかくいつものテンションで、を心がけました。Kubernetes大変だよね!わかる!でも楽しいよ!!!!!の気持ちが伝わればと思います。

つくって、壊して、直して学ぶKubernetes入門の推しポイント

かわいい

も〜〜〜〜〜〜表紙かわいくないですか???

表紙

そして本文のフォントや字間、飾り、全部かわいい!!

初心者向けにやわらかく手に取りやすい書籍をめざしたのでこのかわいさはかなりの推しポイントです。

Google Docsで書いていた文字がこんなかわいくなるとはデザイナーさんってマジですごい。

内容の正確さ

今回五十嵐綾(@Ladicle)さんに監修に入ってもらいました。彼女はKubernetesの書籍執筆の経験もあり、さらに先日のKubeCon(Kubernetesの海外カンファレンス)で登壇する経験を持ちます。

今回五十嵐さんには最初の最初から関わってもらっています。

私の方で誤った理解をしている部分であったり、表現が曖昧、誤解を招く、など五十嵐さんには的確かつやわらかに指摘いただきました。

指摘いただいたコメントの総数を数えるととんでもないことになりくらい何度も何度も見ていただき、監修ってめっちゃ大変じゃんごめんなさいありがとうの気持ちでいっぱいです。

また、レビュー頂いた青山真也さま、武内覚さま、松坂さま、野村浩司さまという錚々たる面々のおかげで、本書の質は初心者向けとはいえ一級品であると自負しています。

初心者の皆様が正しい内容を理解できるように全力を努めたというのが推しポイントの一つです。

物理本の良さ

ここからは物理本の良さについて語らせてください。これは決して「物理本を買って!」というものではありません。単に物理本を手に取ったらすばらしくできがよかったので物理本大好きっ子として語っているだけです。

表紙はツヤッとしています

まずは表紙!実は黄色は日焼けしやすいので物理本のカバー色としては避けられやすいと聞きました。しかし今回思い切って黄色に!!ということで、日焼けしづらいインクを使っているらしいです。ほえー(全部おまかせした

左が本書、右は別の書籍

そしてなんといっても本の薄さ、軽さ!本書はなんと368ページという初心者向けにしてはかなりページ数があるのですが、そのページ数を感じさせない本の薄さ!!

見てください!右側の書籍は356ページあるのですが、この違い!!

この薄くて滑らかな紙よ〜〜〜...高かったんだろうな...

ここら辺は全て編集の方にお任せしていた部分だったので、実際に自分で手に取って「おおお!!!!」となりました。

余談:舟を編むという小説を読むと紙のこだわりについて「おおお」となれるのでおすすめです

そしてカバーを外すと...?

おわりに

改めて色々書いてみたのですが、この書籍は関わってくれたみなさんが「いいものにしたい!!」という思いが詰まっているんだなあと実感しました。

本を書いたのは私ですが、この本がこの完成系を迎えられたのはたくさんの関係者によるプロの仕事のおかげだなと思います。

はじめての商業誌はとても長く大変な道のりでしたが、こうして1冊の書籍に色々な人が関わっていることを体験することができてよかったです。物理本めっちゃLoveになりました。

このあと書店巡りがまっているのでめっちゃ楽しみです!!!!本屋もめっちゃLOVE!!!なので!!!!ほんと!!!!本屋に!!!!本を!!!!!置いてもらえている!!!!!感動!!!!!1LOVE!!!!!愛!!!!!

また、5月の技術書典16に出る予定なので、本を持ってきていただいた方にはサイン書きます!!!!みなさんおあいしましょう!!!! (※本書の販売は行いません)

技術書典16 オフライン開催

〈会期〉2024年5月26日(日)

〈会場〉池袋サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)

最後にもういっかいぺたり!!

https://www.amazon.co.jp/dp/4798183962

本の感想はぜひポストしてください!「つくって、壊して、直して学ぶKubernetes入門」でエゴサしています! またはハッシュタグ #bbf_kubernetes を使ってください!!

同人活動から商業出版までの道のり〜サンキューマイフレンズ〜

イエーーーーーーイ!!!!!!本が!!!!!出るよ!!!!!!祝!同人活動10周年!!!!

念願の商業出版ダァ〜〜〜〜ッあッ〜〜〜〜〜!ぴーすぴーす!みんな元気?今日あったかいね!

さて商業出版めっちゃめでたいし、私的には超すごいこと何だけど、自分一人でここにこれたわけじゃないよな〜〜〜

ということで改めて私の同人作家としての歴史を振り返り各方面に感謝を述べていきたい。

名付けて「商業出版ありがとう大感謝祭!!!!!」イエア!!

まずは書籍のリンク貼っておきますペタ

www.amazon.co.jp

商業出版を目指している方に向けては何も参考にならないかもしれない。ごめんなさい。

あと技術書ということで漫画や小説とはまた少し毛色が違う気もしますね。ご了承ください。

本を書き始めてからのスケジュール感とかペースとか辛かったことあれこれなど他の人の参考になりそうなことはまた別に書きます。

ということで目次!

腐っていた新人時代とコミティア初参加

私の同人活動は主に2つあって、1つはフィクション/エッセイ漫画、もう1つは技術系の漫画を描くことです。最初から両方やっていたわけではなく、フィクション漫画を描くというところがスタートでした。

新卒でソフトウェアエンジニアとして配属された私でしたが、当時OJTの先輩が非常に忙しく、ほぼ放置されていました。

放置されていて毎日定時上がりするしかない私でしたが、さすがにこのままではヤバイと思い、業務で扱うJavaという言語について勉強をし始めます。

当時C言語で簡単なプログラミングしかしたことがなかったので、まずオブジェクト指向が全くわからない。

ということで「オブジェクト指向を絶対に理解できる!」という趣旨の書籍(ネガキャンになりそうなのであえて正式な書籍名を書きません)を購入して読んだのですが、「絶対にオブジェクト指向を理解できない私」VS「絶対にオブジェクト指向を理解できる書籍」の矛楯の結果、あおいWIN!

全く嬉しくない勝利でしたが、本当に本当にどんなに本を読み込もうとしても理解ができませんでした。

今振り返ると、この書籍が私にあっていなかっただけだと思います。

最近気づいたのですが、私はどうやら

  • 文字だけだと理解が進まない

  • 手を動かさないと理解が進まない

というタイプのようで、手に取った本はこの2つのどちらを満たすものではなかったように思います。

そんなことを知らない私はオブジェクト指向が理解できずに絶望し、会社に言われて受けた基本情報は落ちるし(その後受けた応用情報は受かった!!)、エンジニア向いてないのでは…とショックを受けます。

更には社会に出ると今までの環境とはガラッと変わり、今まで当たり前に過ごしていた考え方ややり方が「変」であったり「普通はこうする」ということに馴染めなかったり、とにかくオンでもオフでも苦しい状況が続くようになりました。

そんな苦しい中、自分の怒りやもやもやを消化するためにおとうふくんという白い猫型妖精(そう、おとうふくんは猫ではないのだ!)を主役にした4コマ漫画を描き始めます。

おとうふくんを描いているうちに、友人たちと「コミティアに出ないか」という話で盛り上がります。「コミティアとはプロ・アマを問わないマンガ描きたちが自主出版した本を発表・販売する展示即売会です。(COMITIA)」

友人たちと何度かコミティアに足を運んで同人誌を買ったことはあるものの、友人含めてみんな同人誌をつくるのも売るのもはじめて。それでもやってみようと思えたのはその時サークルを組んでくれた友人たちのおかげです。あの時の第一歩が今につながっていると思う〜ありがとうMy Friends〜。

初めての同人誌作り、わからないことだらけだし、そもそも当時お金があまりなく、選んだのは「セブンのコピー機でなんとかする」。 真夜中に...セブンに行き...ガーガーコピー機を回し...家に帰ってホッチキスでとじる...

本を自分でつくる大変さを味わいました。まず印刷の順番とかね、中で閉じようと思うと完成図を理解してからじゃないと「あれ!?なんでここにこのページが!?」ってなるわけでね...あと中綴じの難しさよ。ダンボールを下に敷いて上からホッチキスを差し込み...長くなるので以下省略。

とにかく頑張って大変な思いをして作った同人誌、コピー本、売れたのは確か1冊だった気がします。1冊でも嬉しかった。でも1冊だと悔しかった。

手元に残っている同人誌たち。手前が最新作で、フルデジタル。昔は半アナログだった

技術者コミュニティでの出会いと技術書典初参加

1冊で悔しい思いをしたものの、サークルの仲間にほめてもらったり、友達にあおいちゃんの漫画好きだよと言ってもらったりで細々と同人活動を続けます。いつも本を読んでくれる友達ありがとう〜大感謝 My Friends〜

仕事もだんだんできるようにはなったものの、毎日エクセルと格闘する日々が続き、「このままでいいのか!?おい!おれのきんにく!!!どっちなんだい!?」って感じでもやもやする日々が続きます。

そんなときにたまたま見つけた技術者のコミュニティに出入りすることでちょっとずつ新しい技術やエンジニアとしての自我が芽生えてきます。また、会社で技術書の輪読会をしていくなかで最初に開いた私と技術書の距離はまたちょっとずつ縮まっていたタイミングでした。

出入りしていた技術者コミュニティの中でいつしか「技術書典が面白い」という話をよく耳にするようになりました。どうやら「技術系の同人誌」という分野の同人誌があるらしい。そしてその同人誌の頒布会が池袋で大盛り上がりしているらしい。

ご紹介遅れましたが私逆張りオタクをいつしか卒業し、大のミーハー侍にあいなりましたあおいと申します。同人誌で、大盛り上がりだと!?コミティアでは1冊売れるか売れないかというのが当たり前の世界の中!?相当盛り上がるらしい!?と聞いて参加せざるをえません。

しかし同人誌の作り方はわかるけれど、技術同人誌は作ったことがない。「漫画ならウケるんじゃない?」と言われても、自分で書けるものがあるのだろうか...と思い、自分がはじめて技術書を読んだ時のことを思い返しました。絶対にわかるオブジェクト指向が絶対にわからなかったときを思い出しながら、「あのときの私が欲しかった本」を作ろう、と思い至ります。そして最近勉強している「Kubernetes」が「全然わからない」ときの自分に向けて本をかこう、そんな思い出技術同人誌を作り始めます。

とにかく漫画はテンション高めにしようと思っていました

書籍執筆に関わってくれた初代同人誌監修@_inductor_氏!!!!!彼のおかげで初の同人誌「まんがではじめるKubernetes」を書き上げることができました。サークル名「おとうふ工房」を考えてくれたり、タイトル「まんがではじめるXXX」も考えてくれたり、今も良き友人として改めて感謝申し上げます。センキューフォーザピーポー。

そしてこの同人誌の表紙を描いてくれた大学時代からの友人にも感謝。この後に続く同人誌も含めてずっと彼女に表紙を依頼しているのですが、本当デザインの力ってすごいなと思います。専門的なことは何もわからないのですが、でもあの表紙が抜群にかわいいのはまちがいないしあの表紙で本の魅力が5000%増しになってると思うし本当に感謝!!!サンキューマイフレンズ!!!!!!

技術同人誌は作ったことがないにせよ、「同人誌を作ったことがある」というのは私にとってとても大きな心の支えでした。自分が経験あることにちょっとだけプラスアルファすれば実現できそう。コミティアでの経験は確実に活きていました。

Kubernetes関連の日本語の書籍がまだ少なかった頃だったからか、初版は300部が午前中で完売するという快挙!!!!!!!!あれは本当にすごかった。なんか嵐みたいだった。

そんな嵐の技術書典、私は色々やらかしたりしており、売り子の方や技術書典の方には大変ごめいわくを....🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇技術書典の運営の方には頭があがりません。サンキュー...じゃなくていつもすみません...

これまでの技術同人誌たち。表紙の統一感と色のバリエーションがかわいい

「わたしがエンジニアになるまで」の一大ムーブメントからCodeZine連載まで

技術書典での成功体験で同人活動で調子に乗り始めた頃、コロナが訪れます。全てが止まった。私のやる気も無くなった。毎日力を持て余し、眠れず、夜を徘徊し、音楽を聴きながら朝を迎える。死んだようにPCの前に座り、死んだ目で仕事をして、プライベートとの境目もわからず、人気のない道を夜にまた徘徊する。そんな日々が続きました。

同人活動どころか生きる気力も湧かないような日々。コロナ禍直前でつくった「まんがではじめるKubernetes 2」。直接人々に手渡しすることができず。描きたいことはもう描き切ったな、私の技術同人活動はもう終わりだな、そう思っていました。

そんな中私を救ってくれたのがWomen Who Go Tokyo(WWGT)というコミュニティです。実はこのコミュニティ、コロナ禍前に参加したいと思いつつ参加できていなかったのですが、Vimコミュニティの関係でWWGTの@micchiebearさんとは知り合いでした。

コロナ禍でDiscordを利用したKubernetesのコードリーディング会、そしてWWGTの皆さんと作った合同誌。特に合同誌は「コロナ禍でも技術書典を開催しようとしてくれる運営に何かを還元したい、でも1人ではもうかけない」という私にとっては非常にありがたい機会でした。サンキューWWGTのピーポー。WWGTに対する感謝を語り始めたらキリがないですが、Discord非常に助かっています。Discordではあるのですが、割と非同期なことも多く、「朝活こんなことしたよ」と報告するだけのチャンネルは今回の商業誌を執筆するにあたりモチベーション維持のために重宝していました。しかも非同期でも反応が返ってくるあったけえコミュニティ...めっちゃ感謝...

WWGTにお世話になりながらちょっとずつコロナ禍での過ごし方も慣れてきて、私の心も回復してきた頃、「1人の女性がエンジニアになるまで|wiroha」というブログが投稿されます。このブログは一大ムーブメントを起こしました。女性エンジニアのみなさんが次々と「自分が女性エンジニアになるまで」を投稿し始めたのです。

コロナ禍前から女性エンジニアを増やすために何かできないかな〜と考えていた私にとってとても衝撃でした。1つのブログの投稿で、人々がこんなにもエンパワメントされている.......!!!!!!!このとき@wirohaさんからは、アウトプットを出すことが人々を勇気づけることにつながりうるということを学びました。(余談ですがこのムーブメントに感銘をうけて@chaspyさんとwomeneng.jpというサイトを立ち上げます)

人は時として「誰かのため」という大義名分をかかげることでモチベートされるようです。この時私はとにかく「なにかできないか」と盛り上がっていました。そんな2021年の後半、Developers Summitを開催している翔泳社が「Women Developers Summit」という新たなイベントを立ち上げること、そして公募を受け付けている旨告知がありました。

ビッグウェーブが来ている.........!!!!!!盛り上げるしかない.....!!!!!!!!」

イベントを盛り上げる第一はまず参加すること、そして最も早い参加方法は「公募に応募する」こと。自分が採用されるかどうかに関わらず、とにかく盛り上げたい、そう思っていました。しかし「何で応募すれば良いのだろうか?」と悩んでいたとき、技術同人誌のことを思い出します。

「さすがにプレゼンで漫画を使うことはできないけれど、紙芝居ならいけるのでは...!?」

ということで公募に採択され、誕生したこちらのスライド。

speakerdeck.com

おとうふくん、かわいいぜ...

この発表が好評だったことをきっかけにCodeZineでの連載が決まり、そして今回の書籍出版に至ったという次第でした。

こうかくとDevelopers Summitから書籍出版までトントンだったかに見えるかもしれませんが、これまでの同人活動があったから私は自信を持って書籍執筆に取りかかれたと思っています。そして同人活動を続けられたのは、ひとえに周りの人の熱い声援やサポートがあったからです。大感謝。そしてもちろん書籍執筆にあたってもレビューしていただいた方、心の癒しとなった犬たち、犬たちとの生活を支えてくれたパートナー、みなさまに感謝...

改めて振り返ると、ずっと誰かにモチベートされ、誰かに助けてもらってここまで来たのだなと思います。ずっと誰かに助けてきてもらったおかげで出せた本が、多くの誰かの助けになるといいなと思います。まじで!ほんと!!

同人作家と孤独とあおい星

数えたら同人活動が今年で9年目になるみたいです。ほえー。

同人活動は、というか捜索は、孤独だなあとよく思います。

正解がない、1人、途中の苦しさは誰かに手伝ってもらって軽減できるものではない。

それでも活動を続けられるのは一重に「好きです」とか「次も楽しみにしています」とか言ってくれる人のおかげです。

ほんっと〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜にありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!

あとはイベントを開催している運営の皆様がそういう場を用意してくれるおかげでもあります。 そして何より!レビューいただいた方々!レビューの段になると人と一緒に物を作れるという実感が湧き、孤独じゃなくなるんですよね...ありがたい...

これまで応援してくれた方々も、本当にありがとうございます。 応援してくれる方が1人でもいる限り、同人活動を続けるんだろうなと思います。

さて!技術書典オフラインが終わりました! 足を運んでいただいた皆様ありがとうございます!直接応援コメントいただいた方本当にありがとうございます...!!!!

オンラインで物理本も取り扱い始めました!興味ある方どうぞ覗いてみてください。

techbookfest.org

techbookfest.org

techbookfest.org

来年10周年記念個展でもやろうかな〜