KubeCon + CloudNativeCon Europe 2026に登壇してきました!
登壇してもう3週間経つのか・・・記憶がだんだん薄れてきた・・・
ということで覚えている限りのことを書いていきます。
めちゃめちゃ楽しかった!もう本当に!!!
KubeCon + CloudNativeCon Europe 2026について
場所:オランダ・アムステルダム
日付:3/23~26
ちゃんとした登壇記は会社のブログから出すのでそっちを読んでもらうとして、こっちは完全に覚書にします。
リベンジ・アムステルダム
2020年3月、私はKubeCon + CloudNativeCon Europeのためにアムステルダムに行くはずだった。
航空券も宿も取り、いざ!となった直前、コロナでKubeCon自体が延期になった。
私はこれまで海外カンファレンスに参加したことがなく、念願のKubeConだった。
KubeCon + CloudNativeConのバーチャル版がその夏開催され、あまりに悔しかったため深夜に参加した。
LadicleさんのLTを見て、登壇できるなんてすげえと思った記憶がある。
KubeConがリアル開催を再開する頃には私は転職しており、転職先はKubeConの参加が難しそうだった。
犬がいて忙しく海外にいくモチベーションもだんだん減り、頑張って会社にかけあってまで参加したいわけでもないかなと思っていた矢先のKubeCon + CloudNativeCon Japan 2025だった。
祭りだと思った。祭りが日本にやってくる。絶対に行きたい。ということでプロポーザルを出し、無事採択された。
詳しい登壇記はこちら
blux.hatenablog.com
一生懸命準備をして、登壇をしたが、登壇した直後の私はひどく落ち込んでいた。
練習を十分にしたつもりだったが一部スクリプトを飛ばしたりしたため、持ち時間を10分も巻いてしゃべってしまったのだった。
ああ、終わりだ・・・と思っていたが、友人たちはみな「よかったよ!!」と言ってくれた。
ちょっと信じれなかったが、終わったものはどうしようもないと思っていた。
そんなわけで自分の中では若干不完全燃焼だったKubeConの登壇、もっと大きな舞台でリベンジしたいと思うようになった。
目指すはKubeCon + CloudNativeCon Europe。2026年はアムステルダムと聞き、これはリベンジするしかないと思った。
そして単に不完全燃焼だったからではなく、KubeCon Japanで出会った人たちに再会するためにもKubeCon EUの登壇を目指した。
プロポーザルが採択されたときは本当に嬉しかったし、自分がダメダメだと思っていたプレゼンが意外とそうでもなかったのかなと思えた瞬間でもあった。
登壇内容と準備
登壇は望月さんと二人でロールプレイをするというものにしました。セキュリティという一見難しそうな話を人にわかりやすく伝えるにはロールプレイが面白いと思ったからです。
KubeCon Japanでの登壇経験も大きかったです。KubeCon Japanで登壇した時、観客は非常に暖かく、みな楽しもうとする姿勢があり、私が笑わせようと思っていなくても笑ったり拍手をくれました。
そんな暖かい人たちが参加してくれるイベントなら、ショーのような内容も十分盛り上がるのではという確信を得ていました。
望月さんとは事前オンラインの打ち合わせのみで、当日何回かあわせつつ本番に挑みました。
興味がある方ぜひみてみてください。
VIDEO www.youtube.com
今回私から望月さんを誘ったこともあり、「もっとハッカーっぽくしてください」などおよそプレゼンのフィードバックとは思えないような注文もしてしまいました。
しかし動画を見ていただくとわかる通り、プレゼンでは私以上にノリノリでびっくりしました。
前回は不完全燃焼だったし緊張のあまりに楽しめませんでしたが、今回は本〜〜〜〜〜〜当〜〜〜〜〜〜〜に楽しかった!!!!!
登壇が一人じゃないという心強さもあったし、自分たちと観客が一体となって盛り上がる場をつくれたという楽しさもありました。
ヒーローショーをイメージしてつくったけれど、コントのようでもあったと感じました。
改めて望月さんありがとうございます。プロポーザルのレビューや発表練習につきあってくれたinductorもありがとう。
LinkedInで知らない人から「動画見たけれど面白かったよ」とコメントいただいていてめちゃ嬉しい!!!!
英語版同人誌とメンテナサミットでのサイン会
さてもう一つ印象的な出来事の話を。今回英語版同人誌「Learn Kubernetes the Manga Way」をつくりました。2019年につくった「まんがではじめるKubernetes」を英訳(加筆・修正)したものです。
これを初日のメンテナサミット(CNCF関連プロジェクトのメンテナおよびメンバーのみが参加できるイベント)に持っていったところ大盛況!!
inductor氏から色々な人を紹介してもらえたということもあり、持っていった30部をすべて(予約分除く)誰かに手渡すことができました。
タイトなスケジュールな中相変わらずかっわいいい〜〜〜表紙をつくってくれたS氏にも感謝・・・・・
Learn Kubernetes the Manga Wayの表紙
この表紙も相まって「めっちゃいい!!」「子供にみせよう!!」と言ってくれる方が沢山いて、突如サイン会が始まりました。
英語でのサイン会
「まんがも描けるし、ネイルはかわいいし、なんてアーティスティックなの!」と言われた時はびっくりしました。日本では当たり前にやっているオタク的な活動が、場所を変わればアーティスティックになる・・・興味深い・・・
同人誌のおかげで色々な人と仲良くなることができて本当に楽しかった〜〜〜〜〜!!!!世界中に友達ができた。Peace.
New York Timesで働いている人とフロントエンドの流れが早すぎて困り果てた末のインフラに近い技術領域をやるようになった話とか、
オーストラリアではCNCFアンバサダーが全然いないしコミュニティも小さい話とか、
全部のリリースノートにまんがつけたらいいんじゃないかというJokeや、
独学で日本語を勉強していてKubeCon Japanにプロポーザル出したぜなインドの方など
とにかく色々な人と色々な話ができて楽しかったです。
英語版同人誌を書き上げるまで
英語版同人誌を書き上げることができたのはKubeCon Japanでの出会いのおかげでもあります。
ずっとやりたいな、と思っていたものの、なかなかモチベーションが上がらず実行に移せずにいました。
去年のKubeCon Japanで私は「まんがではじめるGitOps」という同人誌を何冊か持ち歩き、興味を持った方に配るということをやっていました。
けれど中身が日本語だったこともあり、「へ〜かわいいね〜」という反応がほとんどでした。
そんな中Women's Community GatheringというイベントでElenaさんというルーマニアの女性に出会いました。まんがではじめるGitOpsの紹介をしながら、私は「Kubernetes版もあり英語翻訳で作り直したいなと思っている」という話をしました。
KubeCon EUに登壇が決まったある日、ElenaさんからLinkedInでメッセージをもらいました。
「登壇おめでとう!アムステルダムで会うの楽しみにしている!」と。どうやら登壇者リストの中から私を見つけてくれたようです。
メッセージのやり取りをしているうちに、彼女から「そういえば、Kubernetesのまんがの英語バージョンってつくったの?」という一文が。
私「こ・・・これは完成させねば・・・」
彼女は単に話のきっかけだったのかもしれませんが、私にとっては大きなきっかけとなりました。
ElenaさんとのSelfie
彼女とは初日にバッタリ1回、そして私の登壇後の計2回会うことができました。
彼女は「今回ヨーロッパの他の国に行くことができないと聞いて・・・」といい、ルーマニアのお土産ももらいました。
ルーマニアの写真などが書かれた小さな本
彼女の一言がきっかけで同人誌を完成させることができ、私にとっては本当に思い出深い経験でしたし感謝してもしきれません。その上お土産までもらい・・・
と感動していたところ、登壇した日の夜に私の登壇が素晴らしかったことと、登壇したことない自分も何かのイベントで登壇してみてもいいかもと思えたことが書かれていました。
Elenaが自分の本のことを覚えていてくれたこと、わざわざ登壇を見にきてくれたこと、同人誌のきっかけをくれたこと・・・色々と私が受け取るばっかりだと思っていました。
でも、そうじゃなかったんだ・・・これが・・・連帯・・・相互エンパワメント・・・オオオン・・・
いやもうとにかくとにかくとにかく!本当に嬉しかったです。国を越えて、私たちはエンパワメントしあえる。改めてKubeCon Japanがくれた出会いに感謝・・・!!!!!
本当は1日ずつ何してたか写真見ながら振り返ろうと思ったのですがちょっと長くなったので一旦これで!!!
ドタバタ参加日記編乞うご期待!
宣伝
こんな私のあっちこっちそっちどっち行方不明キャリアエッセイ、技術書典オンラインで好評販売中!
今なら送料無料!
techbookfest.org