sister、五周年おめでとう

注意:この記事は完全に個人に宛てたものなので、多くの第三者が見たらよくわからない内容になっているかもしれません。悪しからず。

本日WAKE Career 大感謝祭に招待いただき、参加してきました。

当初行けない予定だったのですが、ぜひ"最古参"としてオープニングスピーチをしてほしいということでスピーチを行い、冒頭1時間だけ参加してきました。

WAKE Careerとはbgrass株式会社が運営する転職サービスです。

wake-career.jp

ただしこのサービスはただ転職するためだけに使うものというより、女性エンジニアなど業界でマイノリティとして暮らしているエンジニアたちのコミュニティの場ともなっています。

このWAKE Careerの前進となったのがbgrass株式会社の創業者であるだむはさんが個人で開発したsisterというサービスです。

sisterは女性エンジニア同士がつながれる、相談し合えるサービスでした。

私はその第一村人(通称最古参)です。

リリースアナウンスから15分でユーザー登録してるのきもくない?このときだむはさんは全く知り合いでもなんでもなかったので、多分怖かったと思う。私だったら怖い。

「ところでちょうど」と書いているのは、このサービスを見つけたちょうど前、私は周りに女性エンジニアが少ないことで悩んでいたからでした。

コロナ禍で鬱々とした日々、周りには相談できない仕事のこと......そして女性エンジニアを増やしたいと思いながらもどうすればいいかもがいていた頃でした。

私は大学が工学部、院卒でメーカー就職...という理系コースを歩んできたので、女性が少ないことで嫌な思いをしてきました。

だからこそ同じ思いを抱える人を減らしたい、どうにかしたい、団結したい、だからといって何もできない、もやもや...という日々を過ごしていました。

↑sisterリリース前日のツイート

sisterを見つけた時、私は「これだ!」と思いました。

個人で活動しているだけではダメで、こういうプラットフォームやコミュニティの活動が大事なんだと。

そういえば一度Clubhouseでだむはさんと公開ユーザーインタビュー?みたいなことやりましたね。懐かしい。

とにかく私ができたことといえば遠くから見守るだけで、正直sisterにとって有益なことができているかというとわからないなという気持ちはあります。

ただだむはさんがあの時からsisterの形を変えてIT業界のジェンダーギャップに取り組まれていること、それが五周年を迎えたことは本当に尊敬していますしこれからも応援しています。

誰かが応援することも活動の一部って誰かが言っていた気がする。応援を声に出すことが大事だと。

私はジェンダーギャップに真っ向から取り組むようなことはほとんどできていません。

でもだむはさんが道を歩いているから、私も歩いて行ける。私がする活動のちょっとでもマイノリティのためになれたらと思い続けることができる。

去年は女性エンジニアとしてのキャリアのエッセイを書いたのもまた私のちょっとした活動の一つです。

だむはさんを尊敬しているけれど、「憧れ」のような遠い距離ではなく、同志として違う道の平行線上を歩いている、そう思ってます。

そして今日集まった人たちは多分多かれ少なかれみんなそう思っているのではないかと思える熱気のある会でした。

これからも、この活動が必要なくなるその日まで。