本屋への愛を語らせて欲しい。読みたい人だけ読んでくれ。
物理的な本が売れなくなっていくというこの時代、インターネットで本が買える時代に、本屋なんていらないじゃんという人も多いと思う。
本屋が要らないと思う人がいること、あるいは増えることは避けられないと思っている。
私の主張は時代にそぐわないのかもしれない。それでも愛を叫びたいのだ。
本屋、それはオアシス。
私にとって本屋はオアシスだ。無限の知識という泉にわくたくさんの本たち。
本屋に行くと自分には無限の知識を手に入れられる錯覚に陥る。「世の中にはまだこんなに読んだことがない本があるのか!」とわくわくする。
確かにインターネットでも本が買える。けれどそれは狙った本が買えるだけで、狙ってない本は買えない。
ぶらっと本屋の中を歩き、「世の中にはこういうジャンルの本もあるのか」とか、ジャケ買いならぬ本の表紙買いをすることもできる。それが本屋だ。
本屋にはそれぞれ個性がある。特に最近は小さめの本屋もあり、私はSNSで見かけてはGoogle Mapにピン留めしている。
その個性を味わうのもまた一興。人の本棚にその個性が見えるように、本屋に並んでいる本でその本屋の個性が見える。
例えば誰かが作ったプレイリストで曲を聞くように、小さな本屋の書店員が選んだ本を見るのもまた楽しい。
そもそもなぜこんなに本屋が好きなのか?ひとえに幼少期の体験からくるのかもしれない。
貧乏な我が家は基本図書館で借りた本を読むだけなのだが、本好きの母親はまた本屋も好きらしく時折「でかい本屋にいこう」「新しくできた本屋にいこう」といって連れて行ってくれたのだった。
当時はそこまで本を買うことができなかったのに、本屋にはたくさん楽しませてもらった。
例えば商業施設で服選びに疲れた時に本屋に入る。
あるいは海外旅行に行った時、その国ではどういう本が売られているか知るために入る。日本語の本を手に取ってみる。
そうやって楽しませてくれた本屋に恩返しすべく去年本を執筆した。そして今もまた執筆中である。
もちろん直接的な恩返しとして、本屋に寄ったら何か一冊買うよう努力している。
ああ本屋。潰れゆく本屋たち。その中でも生き残る本屋たち。
そしてなによりそこで働いている人たち。ありがとう。
本を出版して一番嬉しかったのは、書店員の方と直接仕事として話すことができたこと。本当に嬉しかった。
本屋、なるべく生き残って欲しい。これは私のエゴかもしれない。それでも心から本屋の存続を求めているのだ。
そんで本屋で本を万引きするやつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ゆるさぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!なんで!!!!!本屋から!!!!本を!!!!!!!万引き!?!?!?!?!?!?!?!?!?!
お金なくてどうしても本を読みたいなら図書館に行きなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!図書館も素晴らしいから!!!!!!!!図書館は本当にいい場所!!!!!!
図書館愛の話はまた別のブログにしよう。
読んでくれてありがとう。