登壇してきました〜!!!楽しかった!!!楽しかったです!!というわけで登壇レポートです!!
もうとにかく楽しくて固有名詞いっぱい出してしまうのですが、私の日記だと思ってスルーしてください。

KubeCon + CloudNativeCon Japanとは
公式サイトより
The Cloud Native Computing Foundation’s flagship conference brings together adopters and technologists from leading open source and cloud native communities in Tokyo, Japan from June 16-17, 2025. Be a part of the conversation as CNCF Graduated, Incubating, and Sandbox Projects unite for two days of collaboration, learning, and innovation to drive the future of cloud native computing.
KubeCon + CloudNativeConとはKubernetesやCloud Nativeな技術を扱う一大カンファレンスであり、大きいものだとNA(North America)とEUがあります。
今回日本は初開催でした。
そうです、初開催です。ってことは盛り上げるしかないじゃないですか〜〜〜〜〜!!!!!!!!
開催場所と日にち
6/16, 17の二日間ヒルトンお台場で開催されました。
事前準備
今回とにかく盛り上がりたい!ということで髪を青にそめ、ネイルもやりました
かわいいネイル💅にしてもらった〜! Cute nails for #KubeCon + #CloudNativeCon pic.twitter.com/1jX9yjmyZX
— あおい(Aoi)@KubeCon Japan 6/16 (@_a0i) 2025年6月14日
Day0
この日はJapan Community Dayという日でした。KubeConのプログラムではなく、Cloud Native Community Japanが主催するイベントとなります。
前日夜中に犬が吐きまくったり(原因は便秘とのこと)してボロボロの状態で向かいましたが、結果として本当行ってよかった!!
この日inductor氏に色々な人を紹介してもらい、その中でCarla Gagginiさんという方と意気投合しこの後KubeConの二日間の大半を共にします。彼女の話はまた後で。

人がそこまで多くなかったため、この日が一番色々な人とゆっくり話せた気がします。
Day1
入場バッジのピックアップに時間がかかると聞いて少し早めにいったのでそこまで並びませんでした。
Day0にピックアップもできたので、取りに行けばよかったです。来年はそうしよう。

一生のお守りにします・・・
さて早く行ったせいでとんでもないやらかしをやってしまったのですが、本当に恥ずかしすぎてここではかけません。が、年内にはKubestronautになるとここで約束します。
印象的なイベント:Women's Community Gathering

女性やノンバイナリの方があつまっておしゃべりしよう、という回が公式プログラムの一部としてありました。
他のセッションの裏でやっていたので「行きたかったけどセッションが〜😖」という方もいたようです。
同じテーブルにはネパールから来た学生の方、ルーマニアやインドから来たソフトウェアエンジニアの方、日本で教師をやっている方など色々な方がいてとても楽しかったです。
私は自分の性別がこの業界でマイノリティであることについて度々思いを馳せるのですが、マイノリティの仲間は世界中にいるということを改めて体験して知ることができてよかったです。
日本にいながら世界中の仲間とこうして会話できたことがあまりに不思議で、なんともいえない高揚感につつまれました。エンパワメントされた〜!!!
印象的なイベント:登壇
さて、Women's Community Gatheringが終わって間もなく自分の登壇・・・の前に急遽インタビューを受けたのですがどこかで公開されるのかな?
Women's Community Gatheringで同じテーブルに着いた方がみんな聞きに来てくれて、しかも目の前の席にいてくれたのでとても安心しました。
席は多分満席で・・・記憶がほとんどないんですが・・・
でもみなさん途中途中モンスターを倒すパートで拍手してくれたり、すごくノリノリで暖かかったです。
今思えばもっと楽しめばよかったとか後悔はありますが、そこは次回に活かすということで!!
終わった後Kaslin Fields(資料をレビューしてくれて感謝)がハイタッチしに来てくれたり、Carlaも「よかったよ〜!」って言いに来てくれたりとにかくあったけ〜て感じでした・・・
「Kubernetesはじめたばっかでしたがすごくよかったです!」とか、わざわざXのDMやLinkedInのメッセージで感想を伝えてくれた方もいました。ありがてえ・・・
資料↓
動画は後日公開とのこと。
パートナーには↓のように言っていただいたのですが、それでもやっぱり登壇した後は「自分ができると思ったことが全然できなかった」「失敗した」「緊張してしまった」とめちゃくちゃ落ち込みました。家に帰ってからもうじうじ・・・
パートナーが「どんなに失敗したって大丈夫、登壇できる機会ができたということだけで素晴らしいのだから」って言ってくれたのでそこまで緊張してない。大丈夫
— あおい(Aoi)@KubeCon Japan 6/16 (@_a0i) 2025年6月15日
でも一晩寝て、すっきりした気持ちで迎えたDay2では色々な人が登壇前に緊張したりナーバスになっているのを見ることができて自分は普通だったんだなと安心しました。
登壇すると他の登壇者と仲良くなれるのがいいですね。どんなに発表に慣れている様に見える人でも、直前だとこうなるんだ〜というのがわかってよかったです。
Day2
登壇終わったあとって本当にたのしいね〜!
おはようございます!今日は気楽に楽しめるいぇ〜い #KubeCon pic.twitter.com/JI10MDAQR5
— あおい(Aoi)@KubeCon Japan 6/16 (@_a0i) 2025年6月17日
朝にsatさんに会ったのですが、2日目午後の発表だったのでひたすら羨ましいと言っていました。

この日はセッションを見たり、ブースで人としゃべったり、緩やかな気持ちで1日をすごせてよかったです。
登壇直後「よかったよ」と言われてもうまく受け止められなかったのですが、この日改めて色々な方から「よかったよ」と言っていただきとても嬉しかったです。
本当はここに「こういうこと言ってもらえて嬉しかった」という話をいっぱい書きたいのですが、それらは全部私の宝物なので心の中にしまっておきます。
以前から応援していただいている方も改めて言葉で伝えていただき本当に励みになっています。大感謝。
いくつか見たセッションのポストを貼っておきます。
Multi Cluster Magics With Argo CD and Cluster Inventory or Don't Get Lost in the Clusterverse: Navig - Kaslin Fields, Google MCO知らなかったので勉強になります! @kaslinfields pic.twitter.com/pasIy84wHF
— あおい(Aoi)@KubeCon Japan 6/16 (@_a0i) 2025年6月17日
Bridging Cultures: Kubernetes Upstream Training and Japan's Open Source Journey 気になったのできました pic.twitter.com/27xFGaRe4y
— あおい(Aoi)@KubeCon Japan 6/16 (@_a0i) 2025年6月17日
昨日セッションが被っていて聞けなかったプレステのお話! pic.twitter.com/BNH4O6crSB
— あおい(Aoi)@KubeCon Japan 6/16 (@_a0i) 2025年6月17日
自分が登壇するときに前の方に知っている顔がいて安心したので、同じようにUpstream Trainingのセッションで前の方に座っていたらXieさんに「いてくれてよかった〜安心した〜」と言われました。
やっぱそうよね。誰かにしてもらったことを同じようにすることでエンパワメントが循環していくのめっちゃいいなと思った瞬間でした。というかXieさん全然緊張しているように見えなかったけど・・・
この日の昼ごはんはWWGTのメンバーであるmihohoiさんとsasamiとお昼を食べました。仕事の話を色々と聞けて面白かったです!(ガンダムの話し忘れたな・・・)
From Moon Prism Power To eBPF Super Saiyan: A Guide To Cloud Native Security & Observability - Carla Gaggini, Isovalent at Cisco & Kenta Tada, Toyota Motor Corporation 最後はこのセッション!eBPFの理解がちょっと進んだ!セーラーeBeeめっちゃかわいい😆 pic.twitter.com/94BoBNM4wm
— あおい(Aoi)@KubeCon Japan 6/16 (@_a0i) 2025年6月17日

そして最後のセッションはCarlaのセッションでした!!セーラームーンとドラゴンボールをモチーフにしながらeBPFはなにかをわかりやすく説明するセッションでした。
CarlaとはDay0で音楽の話、犬の話、ご飯の話、色々な話をして意気投合してからちょくちょく合流したりして、本当に毎日楽しかったです。

Carlaのセッションが終わった後お互いハグして、写真撮って、会えなくなるのが本当に寂しかったです😭😭😭😭😭
私のセッションが終わった後もすごい励ましてくれて...彼女に会えたことは私にとってKubeConに登壇してよかったことの一つだなと思います。
全体的な感想
改めてKubeCon Japan開催までこぎつけてくれた方々、ボランティアスタッフなど運営の方々にお礼申し上げます。
簡単に国外に出ていけない私にとってKubeConが日本で行われることは本当にありがたいことでした。初回開催だから絶対に盛り上げたいと思いましたし、またとないチャンスでした。

初回ならでは感も味わえてすごく楽しかったです。「KubeConが日本にきたぞ」という人々の熱気と、若干のままならさが渾然一体となったイベントは初回だからこそ!という感じが良かったです。多分今後どんどん洗練されていって、あの頃は良かったなあとか言い始めるのだろうところまで想像しました。
何はともあれ登壇者として少しでもイベントに関われたことを誇りに思います!
あと驚いたのは海外の方みんなLinkedinつかっているということですね。はじめまして〜会話〜人によってはSelfie〜Linkedinアカウント交換〜後日写真プラスタグ付け、というルーティンが当たり前のようでした。
日本だとLinkedinほとんど使われていないと思うので、びっくりでしたね。アカウント持ってて良かった。
また、KubeCon Japanの参加者って日本に住んでいる人がほとんどかな〜と思っていたのですが、意外とそんなことなかったのも楽しかったです。
KubeCon EUに行きたくてもビザが降りない国の方、KubeCon Chinaに行きたくてもビザが降りない国の方、直接話した中でもこんだけ事情があったので全体で見るともっと様々な国の事情を抱える方もいたでしょう。
そういった各国の状況があるなかで「日本だからこれた」と会えた人たち。改めて今の世界情勢の中で日本でやることって私が思っているよりもずっと広い意味があるんだなと気づきました。
国を越えて共通の技術の話で盛り上がれる、なんて、今思い返しても不思議な体験だったなと思います。
改めて運営の方、ボランティアの方、登壇を見に来てくれた方、CfPのレビューをしてくれたinductor、そして家で犬の面倒を見てくれたパートナーみんなみんなに大感謝です。
今後やりたいこと
KubeConでやる気もらえたのでやっていきたいこと!!
KubeCon EUにCfPを出す
年内中にKubestranautになる
Upstream Trainingに参加する
まんがではじめるKubernetesの英語化
以上!!!!
来年の開催も楽しみですね
KubeCon + CloudNativeCon Japan 2026 | LF Events 来年のページできてる!!!やった〜〜 https://t.co/uVVx2LmPPL
— あおい(Aoi)@KubeCon Japan 6/16 (@_a0i) 2025年6月17日