こんにちは!あおいです!この記事はVim2 Advent Calendar 2019 - Qiitaの12日目の記事です。
そしてこれはVimConf2019のIKさんの発表に対するアンサーソングでもあります
https://vimconf.org/2019/slides/IK.pdf
(一度は言ってみたかった、「アンサーソング」...!!)
VimConf2019のIKさんの発表を受けて
彼の発表内容は、自分がVimを通じて段々と使う側から作る側に貢献していくお話でした。
そして最後の方に、「OSSにすぐ貢献したいなら、する方法がある」と紹介があったのがVimヘルプの日本語訳活動です。
以前一度README - HTTP/3 explainedの日本語訳をやったことはあるものの、継続的なOSS活動をしていなかった私は「今しかない!!」と思い、日本語訳に取り組んでみました。
初PRっていうだけで褒めてくれるんですよ????すごくないですか????
そしてVim活を進める
その後Vimへの愛が深まり、以前から放置していた「VimでMarkdown Previewをする」という環境を整えるためにPrevimを使い始めました。
しかし手順通りに動かしても、動かない。
何をどうすればいいかわからない私はとりあえず聞く。
これ見返して、自分に対して「もうちょっと自分で調べなよ」とか「開発者ツールでコンソール見るくらい普段やってるでしょ!!」とか色々自分大丈夫かと思う一面がありながらも、みなさまめちゃくちゃ優しく解決まで導いてくれたわけです...本当vim-jpの人たちの優しくて好き
とここで「解決したから良かった良かった」と思ったわけです
OSSに貢献するという視点
めでたしめでたしでした。"私"にとっては。
そしたらそのあとmattnさんがツイートするわけですよ。
使ってる OSS のバグにハマって後日もう一度ハマるのが嫌なので僕は使ってる OSS でバグを見つけたら極力 issue 投げるか pull-req 送る。面倒わかる、英語嫌わかる、が自分がハマったなら他の誰かもハマってるはずだし issue 書くだけで数百数千人の時間がセーブ出来る。気付いたら issue 書こう。
— mattn (@mattn_jp) November 20, 2019
ああ...!!!
私はこれまで、「使えなかったら諦める」「自分が使えたらそれでOK」って思ってたんですよね。
なんでかというと、「この世の中優秀な人がたくさんいて、私がハマったことなんてきっとみんな既に解決してることだろう」「ググって出てこないってことは、私だけの問題なんだろうな」っていうめちゃくちゃネガティブな思考が根底にあったわけです。
私は今までOSSに貢献するきっかけがなかったのではなく、OSSに貢献する思考や視点がなかっただけだったのですね。
というわけで
自分で立てたissueをcloseするために自分でPRを出し、さらにレビュー結果が返ってきて「これがOSSかあ〜!!」と感動しているおとうふくん pic.twitter.com/Yc9rHfyzdP
— あおい(aoi) (@_a0i) 2019年11月21日
この時の心境↑
そして無事mergeされました
めでたし...ではない
ここまで来て「いい話だった!これからもあおいのOSS冒険は続く!次回作にご期待ください!」と締めたいところではありますが、実はこれで終わらなかった。
何かを解決するために、何かを踏むッッこれがエンジニア道だッッ
同じ現象にあっている方が既にissueを立てているので、「私も同じ事が起こったよー」と相乗りします。
これまだ解決できていないのですが、今5人くらいで「これ試したけどダメだったー」「次これやってみてー」と色々試行錯誤して解決しようとしています。
顔を合わせたこともない、国も全く違う人たちと一緒になって問題解決しようとするのめちゃくちゃ楽しいんですね...
まだ解決できていないし、この現象結構困ってはいるんですが、それでもこうやって「みんなで解決しよう!」という精神のあるVim好きだし私は使い続けようと思いました☺
終わりに
Vimの話ではあったものの、Vimを通じてOSSとの関わり方を教えてくださったvim-jpのみなさんありがとうございます。
というか、vim-jpの人たちすぐ褒めてくれるし一緒に解決してくれようとするし本当最高だよ...
The next OSS contributer is … You !!!