technology radar 2018が出ましたね。
毎年眺めてはいるものの、ちゃんと知らない技術を調べたことがなかったので、「new」となっているもののうち、興味のあるやつ(理解できるやつ)をいくつか調べてみました。
newではないですがkubernetesがadoptになり、おお〜と思いました。あと.net core。すごいね。
TECHNIQUES
hosted identity management as a service
- 認証のSAAS版
- 自前で認証抱えるの辛くない?マイクロサービスなんかはサービス同士が認証し合わないといけないでしょ?という背景
- Auth0やOktaというサービスがある
- レガシーシステムの雇用者ID(認証)と関係がある、と書かれている。
Jupyter for automated testing
- その名の通りjupyterを使ったテスト自動化
- jupyterとはwebブラウザ上で動く高機能エディタ
- データが重い場合や、性能試験などの静的コンテンツに依存する場合に使われる
- pythonは確かに高機能だが、テストが複雑になる場合jupyterが有用とのこと
TOOLS
HELM
- Kubernetes用のパッケージマネージャ https://helm.sh/
- まずkubernetesを知らないと読んだだけではワードが全然わからない
- kubernetesをchartという単位でパッケージ化されている。公式なchartリポジトリが存在し、プライベートリポジトリを作成することも可能。これをhelmコマンドで操作する
wiremock
- マイクロサービスでサービス間のテストが必要な時に利用できるモック用フレームワーク
- 簡単で強力らしい
Headless firefox
PLATFORMS
Aws fargate
- docker-as-a-service
- US-East-1 regionのみ
- サーバーやクラスターの管理が不要でコンテナ実行可能
Web bluetooth
- ブラウザからbluetoothが操作可能
- bluetooth経由でwebサイトとデバイス間でやりとり可能
- これまでbluetoothはネイティブアプリを開発する必要があったが、API経由で操作が可能になった
LANGUAGE & FRAMEWORK
troposphere
RASA
- チャットボット界の新技術
- ニューラルネットワークを用いて会話のコンテキストを読み取ろうとする
- オープンソースとしてgit上にコードが上がっている
以上です。
マイクロサービス、コンテナが流行りにのっている!って感じですね。
ブロックチェーン技術をまだわかっていないので取り上げませんでしたが、いくつかnewに入っていましたね。
せっかく買ったブロックチェーンの本を読まなきゃな〜!